爆弾テロ ネットから断て 警察当局 大量購入 通報を(東京新聞)
[2010年09月28日(Tue)]
2010(平成22)年09月28日(火)
東京新聞 夕刊
トップ>社会>紙面から一覧
【社会】
爆弾テロ ネットから断て 警察当局 大量購入 通報を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010092802000185.html
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を11月に控え、
警察当局は手製爆弾を使ったテロへの警戒を強めている。
爆弾の原料となる薬品類がインターネットや商店で
容易に手に入るためだ。
今月2日には、爆弾を作るため薬品類をネットで入手した
東京都足立区の男(45)を、警視庁公安部が爆発物取締罰則
違反の疑いで書類送検している。 (大野孝志)

14日、爆発物に見立てたバッグ(手前)を処理訓練する、
警視庁爆発物処理班の特殊車両=東京都品川区の大井競馬場で
●
送検容疑では、男は硝酸アンモニウムと粉末アルミニウム
各900グラムを、自宅に持っていたとされる。
爆弾は未完成だったが、公安部は原料の量から、
乗用車の天井を吹き飛ばす威力の爆弾を製造可能だった
とみている。
公安部によると、男は
「好意を寄せていた女性に相手にされず、
自殺のために爆弾を作ろうと思った」
と供述。原料のほか、製造方法の知識もネットで得たという。
爆発物の原料になり得る薬品類は
本来、肥料や花火、試薬などに使われ、
一部はホームセンターや薬局でも市販されている。
警察庁の調査では、販売業者は全国で7万業者に上り、
うち350業者がネットでも扱う。
「ネットには誰でも気軽にアクセスできる。
いつ、誰が、どんな動機で爆弾を作ろうとしているのかが
分からない怖さがある」。
公安部幹部は言う。
●
爆弾テロを原料から断とうと、警察庁は既に
都道府県警や関係省庁、業者団体に通達や依頼を出した。
原料になる硝酸アンモニウムや尿素、アセトンなど
11品目について、販売記録の保存やネット販売での
本人確認を、販売業者に指導徹底するよう求めている。
警視庁公安部によると、都内でこの11品目を売るのは
約1,800店。ネットで売っているのは26業者ある。
「大量に買った客がいたら通報するよう、
地元の警察署から言われている」。
都内のホームセンターで店員が語った。
公安部は、薬品類を売る際に使用目的を尋ね、
何度も買いに来る客がいたら通報するよう、
業者に呼び掛けている。
さらに、ネット上で爆弾の製造方法を紹介している
サイトの運営者には、削除を求めるとしている。
東京新聞 夕刊 2010年09月28日(火)
東京新聞 夕刊
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【社会】
爆弾テロ ネットから断て 警察当局 大量購入 通報を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010092802000185.html
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を11月に控え、
警察当局は手製爆弾を使ったテロへの警戒を強めている。
爆弾の原料となる薬品類がインターネットや商店で
容易に手に入るためだ。
今月2日には、爆弾を作るため薬品類をネットで入手した
東京都足立区の男(45)を、警視庁公安部が爆発物取締罰則
違反の疑いで書類送検している。 (大野孝志)

14日、爆発物に見立てたバッグ(手前)を処理訓練する、
警視庁爆発物処理班の特殊車両=東京都品川区の大井競馬場で
●
送検容疑では、男は硝酸アンモニウムと粉末アルミニウム
各900グラムを、自宅に持っていたとされる。
爆弾は未完成だったが、公安部は原料の量から、
乗用車の天井を吹き飛ばす威力の爆弾を製造可能だった
とみている。
公安部によると、男は
「好意を寄せていた女性に相手にされず、
自殺のために爆弾を作ろうと思った」
と供述。原料のほか、製造方法の知識もネットで得たという。
爆発物の原料になり得る薬品類は
本来、肥料や花火、試薬などに使われ、
一部はホームセンターや薬局でも市販されている。
警察庁の調査では、販売業者は全国で7万業者に上り、
うち350業者がネットでも扱う。
「ネットには誰でも気軽にアクセスできる。
いつ、誰が、どんな動機で爆弾を作ろうとしているのかが
分からない怖さがある」。
公安部幹部は言う。
●
爆弾テロを原料から断とうと、警察庁は既に
都道府県警や関係省庁、業者団体に通達や依頼を出した。
原料になる硝酸アンモニウムや尿素、アセトンなど
11品目について、販売記録の保存やネット販売での
本人確認を、販売業者に指導徹底するよう求めている。
警視庁公安部によると、都内でこの11品目を売るのは
約1,800店。ネットで売っているのは26業者ある。
「大量に買った客がいたら通報するよう、
地元の警察署から言われている」。
都内のホームセンターで店員が語った。
公安部は、薬品類を売る際に使用目的を尋ね、
何度も買いに来る客がいたら通報するよう、
業者に呼び掛けている。
さらに、ネット上で爆弾の製造方法を紹介している
サイトの運営者には、削除を求めるとしている。
東京新聞 夕刊 2010年09月28日(火)



