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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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【ひむかの人】NPO代表理事 初鹿野 聡さん [2010年08月29日(Sun)]
2010(平成22)年08月25日(水)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>宮崎>企画特集【ひむかの人】

ひむかの人/NPO代表理事 初鹿野 聡さん
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000121008250001



「口蹄疫(こう・てい・えき)被害農家への
 長期的、継続的支援が必要なんです」
と訴える初鹿野 聡さん=宮崎市清武町加納

口蹄疫(こう・てい・えき)に関するボランティア活動を行う
「宮崎ボランティアネットワーク」。

8月16日現在、175人が登録する
同ネットワークを運営するのが、
NPO法人「みんなのくらしターミナル」(宮崎市清武町)だ。

これまでに、畜産農家を対象として
都農町が実施したアンケートの集計作業や、
獣医師が県へ意見を伝える際のパイプ役を担ってきた。

地震や台風などといった災害と違い、大人数のスタッフが
現地に入れば感染を拡大させてしまう恐れがある口蹄疫。

「『何かしたい』という思いは大切ですが、
 思いが先走ると混乱する。
 ボランティアを秩序だて、整理する役割も重要でした」

と振り返る。



現在は、喪失感を抱える農家が気軽に立ち寄って
交流できる場作りを進める。

ボランティアスタッフが常駐し、
「うまく言葉にできないけれど何となく不安」

といった人たちの言葉に耳を傾ける。

県弁護士会や県看護協会などとも協力し、
悩み事の相談先を紹介する「ターミナル」としての役割も
兼ねる方針。

早ければ今月中にも都農町で立ち上げ、
その後、川南町などでも実施する計画だ。

ウイルス潜伏のおそれのある家畜の糞尿(ふん・にょう)の
堆肥(たい・ひ)化が進み、27日にも「終息宣言」が出される。

「『復興ムード』の今だからこそ、
 農家の胸の内に思いをはせることが必要」
と訴える。

「27日までは目標がある。
 しかし、いざ終息宣言が出され
 一連の復興イベントが終わったらどうなるか」。

ぱたりと口蹄疫関連の報道がやみ、
一般の県民から忘れ去られてしまうのではと懸念する。

「経営を再建する農家も収入が入るまで2〜3年はかかる。
 廃業を決めた農家は喪失感をずっと抱えて
 過ごさなくてはならない」。

全国でも上位の自殺率がさらに高まるのではと不安視する。



危機感の背景には、自殺防止対策を考えるフォーラムの実施
などを通じて自殺対策に携わってきた経緯がある。

「家族、友人、地域、何かのきずながあれば
 自殺を思いとどまるかもしれない。
 『あなたのことを思っています』
 という声が必要なんです」。

1人ひとりと向き合いながら、伝え続けるつもりだ。

(松井望美)

朝日新聞 2010年08月25日(水)
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