同じ空 痛み分かつ(朝日新聞/栃木)
[2010年07月30日(Fri)]
2010(平成22)年07月30日(金)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>栃木
同じ空 痛み分かつ
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001007300001
自殺した人の遺族や友人らを主に生活面で支える
「自死遺族支援情報センター(仮称)」
が、年明けにも実動する見通しとなっている。
10月に広報のためのパネル展を開く予定で、
「みんなが同じ空を見て痛みを分かち合えるように」
と、素材となる空の写真を集めている。 (阿部峻介)

センターは2009年6月に設立準備が始まった。
「自死遺族には具体的な行政の支援がないんです」。
準備会の代表を務める
「NPO法人もうひとつの働き方ネットワーク」
理事長の荻野夏子さん(46)は、
NPO活動を通じて知り合った遺族からこんな話を耳にした。
たとえば高齢の親や小さい子どものいる家庭が
突然働き手を失った場合、葬儀の手配、職場への連絡、
子どもの世話や介護をどうするのか。
内閣府にも問い合わせたが、精神面の相談窓口だけでなく、
こうした生活面での支援をじかに提供する全国組織はない
と聞いた。
「交通事故の場合は保険金という形の経済支援があるし、
犯罪被害は今では被害者支援センターがある。
でも、自死遺族の生活面への支援は
エアポケットのように抜け落ちているんです」(荻野さん)。
●
この「穴」を埋めるべく、交流のあるNPOの関係者や
宇都宮大教育学部の教授らと勉強会を開き、
センター設立の素案をまとめた。
多分野にわたる支援の懸け橋となり、
メンタルケアの専門知識も兼ね備えた人材を擁する
ワンストップの窓口を設ける――。
こうした支援態勢の研究は、製薬会社「ファイザー」
(本社・東京都渋谷区)の09年度の助成金対象にもなった。
●
拠点は宇都宮市につくり、支援の割り振りがしやすいよう
他のNPO団体とも共同で事務所を構える方針。
来年からは定期相談会を開き、メールや電話などでの相談も
受け付ける試験的な活動を始め、12年度には常設に。
最終的には国の予算も得て態勢を広げたいという。
設立の広報も兼ね、10月に
「わたしたちは、ひとりではない」
と題したパネル展を開く予定。
写真投稿は同ネットワーク事務局
(宇都宮市峰1の28の11)への郵送か
ホームページ(http://volunteer.main.
jp/sora.html)で。
締め切りは10月1日。
朝日新聞 2010年07月30日(金)
朝日新聞
asahi.com>マイタウン>栃木
同じ空 痛み分かつ
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001007300001
自殺した人の遺族や友人らを主に生活面で支える
「自死遺族支援情報センター(仮称)」
が、年明けにも実動する見通しとなっている。
10月に広報のためのパネル展を開く予定で、
「みんなが同じ空を見て痛みを分かち合えるように」
と、素材となる空の写真を集めている。 (阿部峻介)

センターは2009年6月に設立準備が始まった。
「自死遺族には具体的な行政の支援がないんです」。
準備会の代表を務める
「NPO法人もうひとつの働き方ネットワーク」
理事長の荻野夏子さん(46)は、
NPO活動を通じて知り合った遺族からこんな話を耳にした。
たとえば高齢の親や小さい子どものいる家庭が
突然働き手を失った場合、葬儀の手配、職場への連絡、
子どもの世話や介護をどうするのか。
内閣府にも問い合わせたが、精神面の相談窓口だけでなく、
こうした生活面での支援をじかに提供する全国組織はない
と聞いた。
「交通事故の場合は保険金という形の経済支援があるし、
犯罪被害は今では被害者支援センターがある。
でも、自死遺族の生活面への支援は
エアポケットのように抜け落ちているんです」(荻野さん)。
●
この「穴」を埋めるべく、交流のあるNPOの関係者や
宇都宮大教育学部の教授らと勉強会を開き、
センター設立の素案をまとめた。
多分野にわたる支援の懸け橋となり、
メンタルケアの専門知識も兼ね備えた人材を擁する
ワンストップの窓口を設ける――。
こうした支援態勢の研究は、製薬会社「ファイザー」
(本社・東京都渋谷区)の09年度の助成金対象にもなった。
●
拠点は宇都宮市につくり、支援の割り振りがしやすいよう
他のNPO団体とも共同で事務所を構える方針。
来年からは定期相談会を開き、メールや電話などでの相談も
受け付ける試験的な活動を始め、12年度には常設に。
最終的には国の予算も得て態勢を広げたいという。
設立の広報も兼ね、10月に
「わたしたちは、ひとりではない」
と題したパネル展を開く予定。
写真投稿は同ネットワーク事務局
(宇都宮市峰1の28の11)への郵送か
ホームページ(http://volunteer.main.
jp/sora.html)で。
締め切りは10月1日。
朝日新聞 2010年07月30日(金)



