チンパンジーに弔いの原形か(NHKオンライン)
[2010年04月27日(Tue)]
2010(平成22)年04月27日(火)
NHKオンライン
トップ>ニュース/報道>ニューストップ>科学・医療
チンパンジーに弔いの原形か
http://www3.nhk.or.jp/news/
アフリカの野生のチンパンジーの群れで、
母親のチンパンジーが、死んだ幼い子の死がいを
ミイラの状態になるまで肌身離さず運び続ける様子が
確認されました。
京都大学などの研究グループは、
死を弔う行動の原形ではないかと指摘しています。

京都大学などの国際研究グループは、
西アフリカのギニアで野生のチンパンジーの数十頭の群れを
30年余りにわたって観察しています。
この群れでは、これまでに3頭の幼いチンパンジーが死んだこと
が確認されていますが、母親は2歳半の子の死がいを
ミイラの状態になるまで27日以上背負って運び続け、
ハエを追い払ったり、毛づくろいをしたりしていました。
同じ母親のチンパンジーは、1歳の子が死んだ際は死がいを
68日間肌身離さず運び続け、
同じ群れの別の母親も2歳半の子が死んだ際、
19日間、同じ行動をとっていました。
成長したチンパンジーが死んだときには
こうした行動は見られませんでした。
アフリカのほかの4か所でチンパンジーの群れを対象に行った
研究では、子どもの死がいを運び続けるこうした行動は
確認されていないということです。
京都大学霊長類研究所の松沢哲郎所長は
「この群れでは文化的な伝統として、
幼い子どもが死んだときに固有の行動をしているとみられる。
ヒトが死を悼み、弔うようになった起源が
読み取れるのではないか」
と指摘しています。
NHKオンライン 2010年04月27日(火)05時51分
NHKオンライン
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チンパンジーに弔いの原形か
http://www3.nhk.or.jp/news/
アフリカの野生のチンパンジーの群れで、
母親のチンパンジーが、死んだ幼い子の死がいを
ミイラの状態になるまで肌身離さず運び続ける様子が
確認されました。
京都大学などの研究グループは、
死を弔う行動の原形ではないかと指摘しています。

京都大学などの国際研究グループは、
西アフリカのギニアで野生のチンパンジーの数十頭の群れを
30年余りにわたって観察しています。
この群れでは、これまでに3頭の幼いチンパンジーが死んだこと
が確認されていますが、母親は2歳半の子の死がいを
ミイラの状態になるまで27日以上背負って運び続け、
ハエを追い払ったり、毛づくろいをしたりしていました。
同じ母親のチンパンジーは、1歳の子が死んだ際は死がいを
68日間肌身離さず運び続け、
同じ群れの別の母親も2歳半の子が死んだ際、
19日間、同じ行動をとっていました。
成長したチンパンジーが死んだときには
こうした行動は見られませんでした。
アフリカのほかの4か所でチンパンジーの群れを対象に行った
研究では、子どもの死がいを運び続けるこうした行動は
確認されていないということです。
京都大学霊長類研究所の松沢哲郎所長は
「この群れでは文化的な伝統として、
幼い子どもが死んだときに固有の行動をしているとみられる。
ヒトが死を悼み、弔うようになった起源が
読み取れるのではないか」
と指摘しています。
NHKオンライン 2010年04月27日(火)05時51分



