「発達障害でも自信持って」裁判長が被告激励 東京高裁(朝日新聞)
[2010年04月27日(Tue)]
2010(平成22)年04月27日(火)
朝日新聞
asahi.com>ニュース>社会>裁判
「発達障害でも自信持って」裁判長が被告激励 東京高裁
http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY201004260547.html
「発達障害でノーベル賞を取った人がいる。自信を持って」。
JR東京駅ホームで昨年3月、女性(当時60)を突き落とし、
負傷させたとして殺人未遂罪に問われ、
一審で懲役9年の判決を受けた
無職 太田周作被告(25)=大阪府富田林市=の
控訴審判決で、東京高裁の矢村宏裁判長は
26日、被告側の控訴を棄却した後、そう語りかけた。
被告は何度もうなずきながら聴き入った。
1、2審とも、被告の当時の責任能力が
広汎性発達障害の影響で低下していたかどうかが争点になった。
就職先が見つからない不満から自殺を考えたが遂げられず、
無差別殺人で死刑になるしかないと思ってもためらい、
最終的に実行してしまった経緯について、高裁判決は
「障害の影響が表れているようにも思われるが、
記憶は保たれており程度は軽い」
と指摘。東京地裁の裁判員裁判の判決を支持した。
矢村裁判長は判決文を読み上げた後、
法壇から少し身を乗り出すようにして
「分かったかい」
と被告に声をかけた。
うなずく被告に、
「発達障害とうまく付き合えるよう、
医師に聞いて勉強すればいい。
発達障害というのはだめな人ではない。
自信を持っていいんだ」
と諭した。
広汎性発達障害は脳の機能障害とされ、
対人関係を築くことなどが困難だとされる。
特定の分野で突出した能力を発揮することがあり、
ノーベル賞受賞者のアインシュタインにも
同様の特徴があったとの説がある。 (山本亮介)
朝日新聞 2010年04月27日(火)07時03分
朝日新聞
asahi.com>ニュース>社会>裁判
「発達障害でも自信持って」裁判長が被告激励 東京高裁
http://www.asahi.com/national/update/0427/TKY201004260547.html
「発達障害でノーベル賞を取った人がいる。自信を持って」。
JR東京駅ホームで昨年3月、女性(当時60)を突き落とし、
負傷させたとして殺人未遂罪に問われ、
一審で懲役9年の判決を受けた
無職 太田周作被告(25)=大阪府富田林市=の
控訴審判決で、東京高裁の矢村宏裁判長は
26日、被告側の控訴を棄却した後、そう語りかけた。
被告は何度もうなずきながら聴き入った。
1、2審とも、被告の当時の責任能力が
広汎性発達障害の影響で低下していたかどうかが争点になった。
就職先が見つからない不満から自殺を考えたが遂げられず、
無差別殺人で死刑になるしかないと思ってもためらい、
最終的に実行してしまった経緯について、高裁判決は
「障害の影響が表れているようにも思われるが、
記憶は保たれており程度は軽い」
と指摘。東京地裁の裁判員裁判の判決を支持した。
矢村裁判長は判決文を読み上げた後、
法壇から少し身を乗り出すようにして
「分かったかい」
と被告に声をかけた。
うなずく被告に、
「発達障害とうまく付き合えるよう、
医師に聞いて勉強すればいい。
発達障害というのはだめな人ではない。
自信を持っていいんだ」
と諭した。
広汎性発達障害は脳の機能障害とされ、
対人関係を築くことなどが困難だとされる。
特定の分野で突出した能力を発揮することがあり、
ノーベル賞受賞者のアインシュタインにも
同様の特徴があったとの説がある。 (山本亮介)
朝日新聞 2010年04月27日(火)07時03分



