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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
■ TEL 0985(77)9090
■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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死別の悲しみとケア:3 坂口准教授(朝日新聞) [2008年05月24日(Sat)]
いわゆるグリーフ・ケアについて、
以下の記事は勉強になった。

NPO法人宮崎自殺防止センターのボランティア活動で、
自死遺族の深い悲しみに少しでも寄り添うことができる
自分でありたいし、そうした対応ができるスタッフや
仲間たちを増やしたい。

ここ宮崎県内にも、グリーフ・ケアを学びたい方は
少なくないと思う。実現の手立てを考えていきたい。

以下、引用

*****************

2008(平成20)年05月24日
朝日新聞
asahi.com>ライフ>教育>大学>紙上特別講義

死別の悲しみとケア:3(坂口准教授)
http://www.asahi.com/edu/university/kougi/TKY200805230229.html

それぞれのペースでいい。
気持ちを抑え込まないで、表現することも大切です。



親しい人を失った悲しみは、現れる反応も必要なケアも
人によってさまざまです。
あなたの体験はどのようなものでしたか。
坂口准教授からの問いかけに、多くの読者から「答案」を
いただきました。何年たっても気持ちを整理できない方、
後悔や責任を感じている方、書くことでようやく自分の心を
みつめることができたという方。
坂口准教授が選んだ2点を講評とともに紹介します。


【宿題】
喪失体験はどのようなものでしたか。
また喪失体験をした人にどう接しましたか。
印象に残った言葉や態度など、500字程度で。

○ 元気を出してと言われても

堀口優美さん(51)=歯科医師、大阪府泉大津市

06年10月1日に、弟が48歳でがんで亡くなりました。

ほとんどの方が、元気を出してね、と言ってくれました。
でも、仕事もして、普通に生活をしている私が、
これ以上元気を出せと言われても、どうしていいか
わかりませんでした。

弟の友人で、きょうだいを亡くされている方が、
悲しむだけ悲しんだあとは、ゆっくり少しずつ顔を上げて
前へ進んでいってくださいと言ってくれました。

また、弟の話を聞いて一緒に泣いてくださる方がいると、
力づけられました。黙って抱きしめてくれる方もいました。

「弟さんはいつもあなたと一緒にいる。あなたの人生が
豊かでありますように」
と言ってくださった方もいました。

喪が明けても、おめでとうございますが言えなくて、
年賀状も出せませんでしたが、穏やかな年になりますようにと
言ってくださった方には感謝しています。

時間が過ぎると、だんだん弟のことを話しにくくなって、
かえってつらいです。


○ 外では普通に、家では涙も
真崎加代子さん(53)=会社員、岡山県総社市

長女いづみが亡くなったのは07年8月、30歳でした。
悪性の子宮肉腫でした。亡くなる1カ月半前、先生から
病名を告げられたとき、娘は取り乱すこともなく
返事をしていました。

一番つらかったのは本人だったのに、その時は
娘に何もしてやることができませんでした。
ずっと抱きしめてあげたらよかったのに。
娘はいつも笑顔で、
「お母さん大丈夫?」
と私の心配ばかりしていました。最後まで強い娘でした。

亡くなってから数カ月は、現実を受け入れ難く、
悪い夢を見ているようでした。でも、私がつらい顔を
していたら周りの人がどう接していいか困るでしょうから、
外ではあえて普通に振る舞ってきました。
娘の好きだった音楽を聴きながら、時には涙を流し、
仏壇に語りかけています。

いまは娘の残したものすべてが愛(いと)しくて愛しくて
なりません。今後、私たち夫婦は以前のような心の底からの
幸福を感じることはないでしょう。娘がこの世に生存していた
ことを知っていただきたく、ペンをとりました。


◇ 講評
≪堀口さん≫
悲しみの深い時期には、善意からの励ましであっても
当惑させられることがあります。死別の悲しみには
時間が必要だということを、本人も周りの人も知ってほしい
と思います。弟さんの友人が言われた通りです。
それぞれのペースでいいと思います。
死別後まもなくだけでなく、継続して自分を気遣って
くれる人の存在は遺族にとって何よりの支えになるでしょう。

≪真崎さん≫
子どもを亡くすことのつらさや苦しみが、
文面からひしひしと伝わってきます。
感情を抑え込まず、表現するのはとても大切なことです。
思いきり泣くことで、心が少し軽くなるかもしれません。
感情を文字にして表現するのも一つの方法です。
今回の宿題が、真崎さんはじめ回答を寄せて下さった
多くの遺族の方々にとって、気持ちを整理する手助けに
少しでもなっていたならば、うれしく思います。

◆ 先生に質問!

≪記者からの質問≫
悲しみを和らげるためにできることは何がありますか。

≪坂口准教授の答え≫
日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団(06・6375・7255)
が発行した冊子「これからのとき」の内容を紹介します。

(1)悲しみの体験について知りましょう
(本を読むなどして大切な方を亡くした後に
一般的にどのような変化を体験するのかを知ることで、
少し安心することがあります)

(2)気持ちを話してみましょう
(心の痛みや感情を抑え込むことによって
心や体や生活に問題が生じることがあります。
悲しみや怒りなどのどうしようもできない気持ちを、
うまく表現する方法を考えてみましょう)

(3)遺族の会などの集まりに参加してみましょう

(4)気持ちを書いてみましょう

(5)体に良いことをするよう心がけましょう

(6)必要な時には専門家に相談してみましょう

(7)周りの人の助けを受け入れてみましょう

■ もっと知りたい人へ

「『悲しみ』の後遺症をケアする」(小西聖子、白井明美著、角川学芸出版)▽
「死別の悲しみを癒すアドバイスブック」(キャサリン・M・サンダーズ著、筑摩書房)▽
「ながれるままに涙をながしましょう」(宮林さちえ著、ソニー・マガジンズ)▽
日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団のホームページ
(http://www.hospat.org/)。

2008年05月24日

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