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自分色のメダル(毎日新聞/宮崎) [2008年08月24日(Sun)]
毎日新聞社宮崎支局長 大島 透さんの文章は
いつも面白い。いつの間にかファンになってしまった。

金メダルは確かにすばらしいものだが、1つの軸だけでは
なく、他の評価軸や価値感をもてることも大事である。

「この世に完全な充足はあり得ない」
「どんな満足の中にもかすかな悔いはつきまとう」
「光には必ず影がある」
まさに慧眼だと思う。

以下、引用

***********

2008年08月24日(日)
毎日新聞 地方版
トップ>地域ニュース>宮崎

だれやみ日記:自分色のメダル/宮崎

北京五輪は今日終わる。本県関連では
延岡市出身の松田丈志選手(24)の言葉が印象に残る。
水泳200メートルバタフライで銅メダルを獲得した時の
「これが自分色のメダルだと思う」
である。無冠だったアテネ五輪から4年間、
頑張ってきた自分を振り返って言った。

松田選手は東海(とうみ)中の小さなプールから五輪を目指した。
旭化成水泳部出身で、ボランティアで子供たちに水泳を教える
久世由美子コーチ(61)と4歳の時に出会い、
二人三脚で歩んできた。父母らが資金を出し合い、
ビニールで覆った25メートルプールは、田んぼの中に建つ。
地方の小さなプールには水泳界の最新情報は届かない。
久世コーチにも、世界的な選手を育てた経験はなかった。

そんな中、練習量だけを信じてやってきた「自分」。
金メダル8個の怪物フェルプスとは違い、
世界のどこにでもいる努力するスイマーに過ぎない「自分」。
その「自分」が怪物に迫り、3位に入った。
だから精いっぱいの結果にふさわしい「自分色のメダル」
なのだろう。そこには「久世コーチとの20年間」への
誇りと感謝もにじむ。

日本選手が銀や銅メダルの結果だった時、
「惜しかった」
「後一歩だったのに」
と、どこかでマイナスイメージを抱いてきた。
しかし「自分色のメダル」という謎のような言葉について
考えるうちに、ふと気づいた。

「実は人生の味わいは金メダルにではなく、
銀や銅メダルにこそ表れているのではないか」
と。

この世に完全な充足はあり得ない。どんな満足の中にも
かすかな悔いはつきまとう。光には必ず影がある。
完全に見える金よりも苦みや悔いを含む銀や銅の方が自然だ。
華々しくはないが、しみじみと深い味わいのあるものに、
人は「いぶし銀」の魅力を感じる。

「自分色のメダル」という言葉は、人生の中の銀や銅の意味に
気づかせる名言ではなかったか。

<宮崎支局長・大島透>

毎日新聞 2008年08月24日 地方版

***************

以上
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