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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
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【書籍紹介】自殺で家族を亡くして 私たち遺族の物語(三省堂) [2008年08月28日(Thu)]
自死対策/自死遺族支援の分野で、お勧めの本がたくさんある。
自分自身がこれから読みたい本も含めて、メモを残しておきたい。

以下、三省堂ホームページより引用

*********************



『自殺で家族を亡くして 私たち遺族の物語』
全国自死遺族総合支援センター 編
1,575(1,500)円 四六判 224頁 978-4-385-36379-0
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/jisatusde_nakusite.html

毎日 90人もの人が日本のどこかで自ら命を絶っています。
ここ10年間も、連続で毎年3万人以上の自殺者が出ているのです。

本書は初めての 27人の自死遺族たちの体験物語集です。
<夫・妻を亡くして>
<息子・娘を亡くして>
<父・母を亡くして>
── そして支援・同行者からも……。

家族を自殺で亡くした衝撃。自殺を止められなかったことへの自責の念。
── そして、周りに語ることのできない ‶沈黙の悲しみ″が
全篇にあふれています。

また自殺の背後には、過労自殺・多重債務・学校の問題・うつなど
現代社会のさまざまな問題がからみあっているのが見えてきます。
 ‶もう これ以上 同じような悲しみに暮れる人を増やしたくない″
── 自殺に追い込まれることのない「生き心地の良い社会」を
創るために語り始めた遺族たちの物語です。

第2章・第3章では<自殺対策という生きる支援>に立ち上がった
支援・同行者たちの熱い想い、そして全国で実を結び始めている
成果も知ることができます。


● はじめに
この書籍は、夫が、妻が、娘が、息子が、また父が、母が、
苦悩の末に自ら命を絶ち、遺された方々がその苛酷な事実に
向き合いながら、逝かれた方々への思いとこれまでの軌跡を
綴られた手記を中心にしたものです。大切な人を自殺(自死)
により亡くした18名の方が、自らペンをとり、キーボードに
向かって、ある方は実名で、またある方はペンネームで
それぞれの体験について記されました。引き裂かれた痛みと
向き合い、胸のうちをひらいて多くの人に伝えようと
決められるまでにどれほどの葛藤があったことか……と思います。
それぞれの方が、それぞれの葛藤を経て書かれた、真実の、
固有の物語です。そしてこの本には、身近な人の自殺(自死)の
体験の有無とは別に、遺された方々と共に歩もうとしている人たちも、
日々の活動を通しての考えや思いを記しました。

したがってこの本は、自殺や自殺対策、悲嘆反応やその対処に
ついての一般的な解説書ではありません。体験者、支援者という
位置づけではなく、被害者、傍観者、解説者そのいずれでもなく、
現代の私たちが直面している自殺、自死という重い問題に
「当事者」として生きている人たちの物語です。

日本の自殺者数は、1997年の2万4391人から、
1998年には3万2863人へと急増し、以後、年間自殺者数が
3万人を越える状態が10年も続いています。毎日90人もの人が
日本のどこかで自ら命を絶っているという、先進国の中では
突出した数です。また自殺未遂者は、少なくともこの10倍はいると
言われていますし、1人が亡くなるとその周囲の何人もの人たちが
衝撃を受けますから、かけがえのない人を亡くし心に大きな痛みを
かかえている人の数も増え続けているのです。

自殺により大切な人を亡くした時、その家族や親しい人は、
衝撃や悲しみ、止められなかったことへの自責の念などから、
極度の心的ストレスにさらされがちです。その上、故人の負債を
相続してしまったり、自殺現場となった賃貸物件の所有者から
多額の損害賠償を請求されたり、法的・経済的な負担を負わされる
ことも少なくありません。また、社会の偏見や無理解も根強いものが
あります。自死遺族の痛みは
「沈黙の悲しみ(Silent Grief)」
と表現されることがありますが、語られることなく、心の奥深くに
沈み込んでいる思いは、どれほどの重荷となっているでしょうか。
ご遺族とのかかわりから、私は、自死遺族の受ける衝撃は
人が耐えることのできる限界を超えるほどのものではないか……
と感じることがしばしばです。悲嘆感情の吐露が阻まれ、
必要な支援もないままに孤立を深め、とても苦しい状況に
おかれている人が多いことに、私たちはもっと目を向けなければ
いけません。

「自殺は個人の問題」
「弱い人が逃避の手段として死んでいく、卑怯だ」
「死にたい人は勝手に死ねばよい」
というようなとらえ方が、言葉には出さずとも暗黙のうちに
世の中の底流にありました。いえ、今でも、まだまだ残っている
でしょう。そして、自らいのちを絶つ人の多くがその直前には
精神を病むほどに追いつめられていることを表面からとらえて、
うつ病対策を中心とした自殺への対応にとどまっていた流れがあります。
 
この考えの根底にあったものは何だったのでしょうか。
「自殺について考えることはこわい、よくわからない、
できれば避けて通りたい」、
そして
「自分は自殺をしないだろう。家族もしないに違いない。
だから今、自殺について考える必要などないのだ」
という暗黙のうちの『了解』が社会全体にあったのではないでしょうか。
弱い人が自殺すると言うなら、私たちは例外なく弱さを持っている
存在なのに、そこから目をそらして『他人事』としてきたのでは
ないでしょうか。そこに異を唱え、このままでは痛みの連鎖を
止められないと立ち上がったのが、親を亡くした自死遺児たちでした。

彼らの思いを綴ったあしなが育英会発行の小冊子
「自殺って言えない」
は、大きな反響を呼びました。
「大人たちは口ではいろんなことを言うけれども、
結局は何もしないんだ……。だから僕たちが立ち上がらないと、
何も変わらない……」。

親を亡くした若者の、深い悲しみをたたえた眼差しとこの言葉を
私は忘れることはできません。心の底で『他人事』としてきた
私自身の姿勢を見すかされた言葉でした。
 
次第に遺児たちの魂の叫びは、それを聴き、受けとめた周囲の人たちを
動かし、社会全体で取組まなければいけないという認識に変わって
いきました。私も、その1人でした。一連の動きをリードしてきたのは、
20代〜30代の若い世代です。固定観念にしばられず、純粋に焦点を
絞りエネルギーを集約させる彼らの動きには反発もありましたが、
次第に年齢や立場の違いを超えて共通の目的に向かう流れができてきました。

2006年6月の「自殺対策基本法」成立に向けて、
年間に亡くなる人の数と同じ3万人の気持を結集したいという運動では、
最終的に10万1055人もの署名が集まりました。

法律ができてもっとも明確に変わってきたことは、自殺のとらえ方です。
生きにくい現代の日本の社会が背景にあること、様々な要因が複雑に
からみ合って、命を絶つ以外の選択肢を見出せないほどに
苦しい状況に陥るということ、それは誰にも起こり得るもので
決して弱さの故ではない、そんな風に少しずつではありますが
変化しています。

自殺を減らすことも、遺された方々が心の平安を取り戻すことも、
決して簡単なことではありません。うわべの豊かさや平和なはずの
現代社会の荒廃の中、生き心地の悪さに一体どう向き合えば
よいのか安易な解決策はありません。だからこそ、私たち一人ひとりは
弱い存在だけれども、決して無力ではないことを思い起こし、
当事者の方々の声に静かに耳を傾けること、同時に私たちも
それぞれの内なる声に耳をすますことが大切ではないでしょうか。

ともすれば互いの相違点ばかりに目が向きがちですが、
「違いを探すこと」
ではなく、お互いの中にある
「共通点を見出す」
ことに視点を変えていくと視界が広がるでしょう。

共通のものを見出した時にこそ、そこに新しい「つながり」が
生まれてくるのではないでしょうか。官民あげての総合的な
自殺対策の取組みが、各地で試行錯誤を続けながら始まりました。

本書に託されたたくさんのメッセージが、
多くの方々に届くことを心より祈っております。

2008年7月

全国自死遺族総合支援センター
代表幹事 杉本脩子
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● 編者<全国自死遺族総合支援センター>とは?
自殺で大切な人を亡くした人が、偏見にさらされることなく
悲しみと向き合い、適切な支援を受けながら、死別の痛みから
回復し、その人らしい生き方を再構築できるように、
「官と民」、
「心理的支援と法的支援」、
「自死遺族個々人と地域社会」
など、これまで分断されてきた様々な要素を有機的に
つなぎなおして、総合的な自死遺族支援の拡充をめざして
活動しています。

* 詳細は下記サイトをご覧ください
<全国自死遺族総合支援センター>のサイト:
http://www.lifelink.or.jp/izoku-center/

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以上、引用終わり
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