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NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
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重病での余命告知、9割近くが希望 等(キャリアブレイン) [2009年11月20日(Fri)]
2009(平成21)年11月19日(木)
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
トップ>ニューストップ>医療一般

重病での余命告知、9割近くが希望
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/25266.html

重病で余命わずかと診断された場合、
それを告知してほしいと考える人の割合は9割近くであること
が、ネットマーケティング会社アイシェアの調査で分かった。

調査は同社の無料メール転送サービスの会員を対象に、
10月28日−11月2日に実施。
20−40歳代の男女570人から有効回答を得た。

回答者の男女別内訳は、男性327人、女性243人。
年齢別では、20歳代195人、30歳代173人、
40歳代202人だった。

調査結果によると、
「もし重大な病で余命わずかだと診断されたら、
 秘密にせずに余命を告知してほしいか」
と尋ねたところ、

「告知してほしい」
と答えた人は87.2%だった。

男女別に見ると、男性84.7%、女性90.5%で、
女性の方がやや多かった。

年齢別では、30歳代が90.2%で最も多く、
これに40歳代(89.6%)、20歳代(82.1%)と続いた。

また、告知された場合、最も最後を一緒に過ごしたい人は
誰かを告知希望者に尋ねたところ、
「家族全員」が43.7%で最も多く、以下は
「恋人・配偶者」23.7%、
「ひとりがいい」19.7%、
「今までお世話になった人全員」4.2%などの順。

男女別に見ると、「家族全員」が男性39.0%、女性49.5%
と、女性の方が約10ポイント高かったのに対し、
「ひとりがいい」は男性24.2%、女性14.1%と、
逆に男性が約10ポイント高かった。

キャリアブレイン 2009年11月19日(木)19時04分

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

2009(平成21)年10月13日
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
トップ>ニューストップ>医療一般

緩和ケアの正しい知識の普及啓発を
http://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=24737

日本緩和医療学会(江口研二理事長)は10月10日、
緩和ケアの正しい知識を普及・啓発するための
シンポジウム「がんの痛みやつらさを1人で抱えていませんか」
を開いた。

厚生労働省が2007年に同学会に委託した
緩和ケア普及啓発事業(オレンジバルーンプロジェクト)の一環
で、この日は、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏や、
患者家族、医師、看護師、心理療法士などがそれぞれの立場から
広い視野で、緩和ケアについての講演を行った。
会場には、医師や看護師、がん患者など約900人が集まった。



会の冒頭にあいさつに立った江口理事長は、
終末期だけでなく、診断時から始まる患者や家族の心理的負担
などを含め、日常生活の障害にならないよう医療者などが
協力して症状の緩和に努力することが緩和ケアだと説明。

「早期からの緩和ケアが一体どういうものかということを、
 (講演を通じて)十分に身に付けてもらえればと思う」

と参加者に訴えた。

続いて鳥越氏が、自らの直腸がんを発見するまでの
経緯やその後の治療について講演。緩和ケアについては、

「末期のがん、余命を宣告された人たちが
 静かに最期を迎えるための場所、
 もしくはそういう治療のやり方を緩和ケアと呼ぶ誤解がある」

と指摘。

「緩和ケア病棟で痛みを取り、
 在宅で治療するのが本当の意味での緩和ケアだ」

と強調した。

さらに、患者家族、医師、看護師、心理療法士が、
それぞれの立場から講演。

まずNPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」の
篠田伸夫副理事長が、3年前に肺がんが進行し
亡くなった夫人との治療生活を語った。

篠田氏は、夫人が緩和ケア病棟で過ごしたことについて、
「あらためて本当によかったと思う」
と述べ、その理由として

「妻の人間としての尊厳が保たれ、
 優しさに包まれた最期を迎えられたからだ」
と説明した。

また、自身の看護体験から、緩和ケア病棟は
「患者のためだけにあるのではない。
 看護する家族のためにもあるのだと悟った」

と語った。

看護師の立場からは、湘南中央病院緩和ケア病棟の
湯山邦子課長が登壇。緩和ケア外来ではまず、

「がんを積極的に治す治療から、
 症状の緩和や日常生活のサポートによって生活の質を
 維持する治療へ変更する、ということを説明している」

と紹介した。

また現状では、緩和ケア導入・移行に関して患者は、
「死をより身近に感じ、恐れと先の見えない不安をおぼえる。
 そのことが、導入・移行へのハードルを上げている」

との見方を示した。

その上で、ハードルを少しでも下げるため、
早急に入院を必要とする待機患者がおらずベッドに空きがある
場合など、一定の条件を満たすときに実施している
「体験入院」について紹介した。

姫路聖マリア病院ホスピス・緩和ケア科の田村 亮部長は、
医師の立場から講演した。

まず、2007年に閣議決定した「がん対策推進基本計画」
にのっとって進められている、がん診療に携わる医師全員に
対する緩和ケア研修について説明。

初期段階のがんなら、
「研修を受講した医師であれば、
 身体的・精神的な苦痛の緩和は可能」

と述べた。

一方、病状が進行し抗がん剤の効きが悪くなったり、
再発したりすると、さまざまな問題を抱えてくると指摘。

身体的苦痛と比較し、社会的・精神的苦痛、スピリチュアル
ぺインの比重が大きくなり、症状緩和が難しくなるとし、
緩和ケアチームやホスピス・緩和ケア病棟、
在宅のホスピス専門チームなどによるより高度な緩和ケアの提供
が必要になるとの考えを示した。

また田村氏は、安心して在宅に移れるように実施する
「退院前カンファレンス」や、自宅で看護する家族の負担を
軽くするため1−2週間入院してもらう「レスパイトケア」
など、緩和ケア病棟での多様なケアを説明した。

静岡県立静岡がんセンター緩和医療科心理療法士の栗原幸江氏
は、心がつらいときは痛みを強く感じることなどを挙げ、
心と体を共に楽にすることの大切さなどを訴えた。

最後に講演した金城学院学院長・大学長で淀川キリスト教病院
名誉ホスピス長の柏木哲夫氏は、

「治療してもうまくいかない病気の場合、
 日本の病院は本当に大切な症状の緩和などをあまりしないで、
 とにかく延命するという歩みを、少なくともここ20年ぐらい
 前まではやってきた」

と指摘。これに待ったをかけたのが
「『ホスピスケア』『緩和ケア』という考え方だと思う」

と述べた。

その上で、進行がんや末期がんの患者に対し

「治癒(CURE)に導くことは出来ないが、
 症状を緩和してしっかりと精神的に支え、
 その人らしい人生を全うされるのを援助するケア(CARE)
 は最後まで提供できる」

と強調した。

キャリアブレイン 2009年10月13日(金)20時45分
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