職場のうつ病、「治る希望持たせて」 等(キャリアブレイン)
[2009年08月31日(Mon)]
2009(平成21)年08月31日(月)
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
トップ>ニューストップ>医療一般
職場のうつ病、「治る希望持たせて」
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24005.html
自治医科大精神医学教室の加藤 敏教授はこのほど、
東京都内で開かれた「第31回メンタルヘルス大会」
(主催=財団法人日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所)
で講演し、「職場結合性うつ病」の患者への対応として、
「(医師は)治る病気であることをしっかり自信を持って
伝えて、患者に希望を持たせることが大事」など
と述べた。

加藤教授は、
「職場結合性うつ病とはなにか
−職場の変化と若い世代の不適応−」
と題して講演。
職場での過重な仕事で心身が疲弊して発症し、
睡眠障害(不眠)や「不安・焦燥感」などを伴ううつ病を
「職場結合性うつ病」
と定義付けた。
加藤教授によると、以前は患者本人が熱心に仕事をし過ぎて
うつ病になるなど、「自分で招く」うつ病が主流で、
患者は罪責妄想に苦しめられる傾向にあったが、
近年見られる「職場結合性うつ病」は、職場や社会が
厳密性やスピードなど完全主義を求めるために「強いられる」
うつ病であり、不合理感や攻撃性を伴う患者が多いという。
また、何もする気が起きない、気持ちが沈むなどの制止症状
ではなく、「不安・焦燥感」を示す患者が目立ち、パニック発作
などからうつ病が発覚するケースも見られるという。
しかし、自殺企図や発作などで救急搬送された場合に、
「不安障害と思われて、うつ病と診断されずに終わっている
ケースは多いのではないか」
などと指摘した。
このほか、うつ病が長引きやすい背景として、
▽ゆっくり休むゆとりがない
▽入院後の職場復帰の心配
▽家族、会社からのプレッシャー−などを挙げた。
外来での対応について加藤教授は、
「医師は(うつ病患者の)自殺率や、治りにくいことを心配するが、
患者には治る病気であることをしっかり自信を持って伝えて、
患者に希望を持たせることが大事」
などと述べた。その上で、患者から
「困難な状況を跳ね返す力」
を引き出すような姿勢で接し、前向きな方向性を示す必要が
あるとした。
また、「神経症」段階の治療では、仕事を続けた状態で
睡眠導入剤の処方や職場調整などを行い、
「精神病」段階では、ストレスケア病棟などへの入院や休職、
職場調整や就労支援デイケアの関与などが望ましいとした。
キャリアブレイン 2009年08月31日(月)16時51分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2009(平成21)年08月28日(金)
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
トップ>ニューストップ>医療一般
復職プロセスで「心の病」減少?
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=23969
職場の環境調整などの復職プロセスをうまく行えば
従業員の「心の病」が減少する?
財団法人日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所(東京都渋谷区)
がこのほど実施した「心の病による休業者の復職」に関する
企業アンケート調査で、こんな可能性を示唆する結果が示された。
●
調査は、全国の上場企業2,237社の人事部長を対象に
今年4−5月に実施。242社から有効回答を得た。
(回答率10.8%)。
それによると、過去1年間に「心の病」のため、欠勤期間なども
含めて1か月以上会社を休んだ後に復職した従業員がいる企業
は226社中168社(74.3%)だった。
●
「心の病」からの復職プロセスが問題なく行われているかを
尋ねたところ、
「まだまだ問題が多い」119社(49.2%)、
「特に問題はない」 54社(22.3%)、
「分からない」 35社(14.5%)、
「ケースが無い」 24社( 9.9%)だった。
●
一方、最近3年間の「心の病」の増減では、
「増加傾向」117社(48.3%)、
「横ばい」 81社(33.5%)、
「分からない」26社(10.7%)、
「減少傾向」 12社( 5.0%)。
●
復職プロセスと増減の関係をみると、
「増加傾向」と回答した企業(117社)では、
「まだまだ問題が多い」70社(59.8%)、
「特に問題はない」 25社(21.4%)、
「分からない」 17社(14.5%)など。
一方、「減少傾向」と回答した企業(12社)では、
「特に問題はない」が6社(50.0%)で、これに
「まだまだ問題が多い」「分からない」が同率(3社、25.0%)
で続いた。
●
これについて同研究所は、
「『心の病』に関する復職のプロセスをうまく行うことが、
『心の病』の増加傾向を抑えることに対して、
なんらかの関係性を持っている可能性が示唆されている」
などと分析。
復職プロセスを含む事後処置で再発予防をしっかり行うことで
職場の信頼と活力が向上すれば、「心の病」になるリスクが
低減する可能性があると指摘している。
キャリアブレイン 2009年08月28日(金)16時15分
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
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職場のうつ病、「治る希望持たせて」
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24005.html
自治医科大精神医学教室の加藤 敏教授はこのほど、
東京都内で開かれた「第31回メンタルヘルス大会」
(主催=財団法人日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所)
で講演し、「職場結合性うつ病」の患者への対応として、
「(医師は)治る病気であることをしっかり自信を持って
伝えて、患者に希望を持たせることが大事」など
と述べた。

加藤教授は、
「職場結合性うつ病とはなにか
−職場の変化と若い世代の不適応−」
と題して講演。
職場での過重な仕事で心身が疲弊して発症し、
睡眠障害(不眠)や「不安・焦燥感」などを伴ううつ病を
「職場結合性うつ病」
と定義付けた。
加藤教授によると、以前は患者本人が熱心に仕事をし過ぎて
うつ病になるなど、「自分で招く」うつ病が主流で、
患者は罪責妄想に苦しめられる傾向にあったが、
近年見られる「職場結合性うつ病」は、職場や社会が
厳密性やスピードなど完全主義を求めるために「強いられる」
うつ病であり、不合理感や攻撃性を伴う患者が多いという。
また、何もする気が起きない、気持ちが沈むなどの制止症状
ではなく、「不安・焦燥感」を示す患者が目立ち、パニック発作
などからうつ病が発覚するケースも見られるという。
しかし、自殺企図や発作などで救急搬送された場合に、
「不安障害と思われて、うつ病と診断されずに終わっている
ケースは多いのではないか」
などと指摘した。
このほか、うつ病が長引きやすい背景として、
▽ゆっくり休むゆとりがない
▽入院後の職場復帰の心配
▽家族、会社からのプレッシャー−などを挙げた。
外来での対応について加藤教授は、
「医師は(うつ病患者の)自殺率や、治りにくいことを心配するが、
患者には治る病気であることをしっかり自信を持って伝えて、
患者に希望を持たせることが大事」
などと述べた。その上で、患者から
「困難な状況を跳ね返す力」
を引き出すような姿勢で接し、前向きな方向性を示す必要が
あるとした。
また、「神経症」段階の治療では、仕事を続けた状態で
睡眠導入剤の処方や職場調整などを行い、
「精神病」段階では、ストレスケア病棟などへの入院や休職、
職場調整や就労支援デイケアの関与などが望ましいとした。
キャリアブレイン 2009年08月31日(月)16時51分
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
2009(平成21)年08月28日(金)
医療介護CBニュース(キャリアブレイン)
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復職プロセスで「心の病」減少?
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=23969
職場の環境調整などの復職プロセスをうまく行えば
従業員の「心の病」が減少する?
財団法人日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所(東京都渋谷区)
がこのほど実施した「心の病による休業者の復職」に関する
企業アンケート調査で、こんな可能性を示唆する結果が示された。
●
調査は、全国の上場企業2,237社の人事部長を対象に
今年4−5月に実施。242社から有効回答を得た。
(回答率10.8%)。
それによると、過去1年間に「心の病」のため、欠勤期間なども
含めて1か月以上会社を休んだ後に復職した従業員がいる企業
は226社中168社(74.3%)だった。
●
「心の病」からの復職プロセスが問題なく行われているかを
尋ねたところ、
「まだまだ問題が多い」119社(49.2%)、
「特に問題はない」 54社(22.3%)、
「分からない」 35社(14.5%)、
「ケースが無い」 24社( 9.9%)だった。
●
一方、最近3年間の「心の病」の増減では、
「増加傾向」117社(48.3%)、
「横ばい」 81社(33.5%)、
「分からない」26社(10.7%)、
「減少傾向」 12社( 5.0%)。
●
復職プロセスと増減の関係をみると、
「増加傾向」と回答した企業(117社)では、
「まだまだ問題が多い」70社(59.8%)、
「特に問題はない」 25社(21.4%)、
「分からない」 17社(14.5%)など。
一方、「減少傾向」と回答した企業(12社)では、
「特に問題はない」が6社(50.0%)で、これに
「まだまだ問題が多い」「分からない」が同率(3社、25.0%)
で続いた。
●
これについて同研究所は、
「『心の病』に関する復職のプロセスをうまく行うことが、
『心の病』の増加傾向を抑えることに対して、
なんらかの関係性を持っている可能性が示唆されている」
などと分析。
復職プロセスを含む事後処置で再発予防をしっかり行うことで
職場の信頼と活力が向上すれば、「心の病」になるリスクが
低減する可能性があると指摘している。
キャリアブレイン 2009年08月28日(金)16時15分



