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なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


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樹海で自殺抑制狙う 観光企画賛否 東尋坊バンジー 等(東京新聞、MSN産経ニュース) [2009年05月30日(Sat)]
2009(平成21)年05月31日(日)
東京新聞 朝刊
トップ>社会>紙面から一覧

【社会】
自殺抑制狙う 観光企画賛否 東尋坊バンジー
『効果ある』『遺族感情無視』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009053102000052.html



がけの下をのぞき込む観光客。平日だと観光客はまばらだ
=福井県坂井市の東尋坊で

切り立ったがけの名勝として知られる一方で
自殺者が後を絶たない東尋坊(福井県)で、観光資源として
「バンジージャンプ」
を採り入れたらどうか、とのアイデアが波紋を広げている。

青木ケ原樹海(山梨県)では散策プランが人気で、
自殺に悩む観光地では、対策を兼ねた「体験型企画」に
行政や観光関係者が注目する。

「いい案だ」
との声がある半面、自殺者の遺族からは強い反発もある。
(福井支社報道部・川本光憲)

アイデアは、福井県の観光振興を検討する福井商工会議所が
4月末、福井市に提言した。
「なかなか思いつかない案」
「人が集まることで自殺者減少に効果があるのでは」
など、10件ほどの賛成意見が商議所にメールなどで寄せられた。

商議所の峠岡(みねおか)伸行地域振興・会員サービス部長は
「がけを見るだけのスタイルは限界。体験型でなければ
 客は増えないし自殺が多い負のイメージもなくならない」
と提言の背景を説明する。

県観光連盟の岩壁明美事務局次長は
「東尋坊は観光客が高齢化しており、
 若者を集めて未来の客の確保を急がなければ」
と体験型企画自体は賛成だ。

東尋坊で自殺志願者の保護活動を続けている特定非営利活動法人
「心に響く文集・編集局」の茂幸雄代表(65)は、
親族が自殺した男性の肉声を紹介する。

「案にはショックでした。
 遺族の気持ちは誰も分かってくれないんですね」。

男性は報道で提言を知り、茂さんが自殺見回り中に話し掛けて
きたという。

青木ケ原樹海を抱える富士河口湖観光協会は、自殺対策と
観光振興を目的に3年前から樹海での散策プランを始めた。
遊歩道を整備、森林浴が楽しめるようにし、
週末には多くの観光客が訪れる。

山梨県警によると、昨年の樹海での自殺者は131人。
散策プラン実施以降の効果はまだ検証できていないが、
協会事務局の中村晃士さんは
「きっと自殺者減少の成果はでる」
と期待を込める。

福井県警の統計では、東尋坊を管轄する坂井西署全体での自殺者
は昨年が24人。保護した自殺志願者は88人に上っており、
対策が急務なのは間違いない。

商議所は今後も議論を続けるが、茂代表は
「観光地が盛り上がる取り組みなら、もろ手を挙げて賛成する。
 しかし、自殺者の遺族感情も考える必要がある」
と話し
「イベント名に“自殺疑似体験”と名づけるなど、
 誤ったやり方にしてはならない」
とくぎを刺す。

東尋坊が国定公園にあることから、環境省は
「バンジーは岩を破損する可能性があり難しい。
 短期のイベントで、大臣の許可がある場合などに限られる」
と、実現には否定的だ。

◆アイデアに軽率さ

街づくりに詳しい福井工業大の下川勇准教授の話

バンジージャンプは奇抜な発想の1つだろうが、アイデアに
軽率さが残る。投身自殺を想起させるバンジージャンプの
実施には、市民感情も敏感になるだろうし得策とは言い難い。

<東尋坊>
福井県北西部にあるがけ。日本海の波に浸食された
海面上25メートルに及ぶ柱状の岩壁が連なる。

越前加賀海岸国定公園に属し、国の天然記念物・名勝。
県によると、年間観光客は1991年の183万人を
ピークに減少し2000年に入り100万人を切った。

近年は地元観光業者と旅行会社が提携したツアーなどで
120万人台まで回復したが、往時のにぎわいはない。

東京新聞 朝刊 2009年05月31日

◇ ◆ ◇ ◆ ◇

【参考】
2009(平成21)年05月30日(土)
MSN産経ニュース
ニューストップ>地方>中部>山梨

樹海での自殺防止に悩む地元 イメージアップを 山梨
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/090530/ymn0905300306002-n1.htm

自殺者が減らない。11年連続で3万人以上の人が自ら命を絶ち、
とくに山梨県における自殺者数は警察庁の平成20年の統計で
358人、人口10万人当たりの自殺者数(自殺率)が
41.1人と2年続けて全国ワーストになった。

県外からの自殺者が多い青木ケ原樹海(富士河口湖町、鳴沢村)
が不本意にも数を引き上げており、地元では自殺防止ボランティア
の養成、樹海入り口への監視カメラ設置などの手を打っているが、
根絶への道筋は見えてこない。

観光関係者は
「樹海や富士山周辺は心を癒やしに訪れる観光地。
 命を落としに来る場所ではないのに…」
と嘆いている。(北村 豊)

カメラや土産物を持っていない。落ち込んでいる感じで寂しげ。
時間は夕暮れ時が多い…。樹海入り口にある鳴沢村の溶岩洞窟
(どうくつ)の案内所に40年以上勤務するという男性(67)
によると、自殺を考えて樹海を訪れる人はそうした印象を与える
という。

「そんな姿を見かければ訳を聞いてやりたいって気持ちになる。
 声をかけると『実は…』って話し始める。
 お巡りさんを呼んでもいいですかって言葉をかけて、
 あとは警察の人に任せるしかないんだけど」

警察庁の統計では、山梨県内の20年の自殺者のうち、
県外居住者と身元不明者が合わせて133人で約37%を占める。

この数は17年121人、18年122人、19年119人と
近年は100人を超えている。

樹海を管轄する富士吉田署によると、20年の樹海内の死者は
70人に上り、自殺とみられるのは64人。

うち約95%の61人が県外居住者か身元不明者で、
樹海での自殺者が山梨県の自殺率を引き上げている。

命を落とす行為を水際で食い止めようと、昨年6月、地元の
観光・タクシー業者、富士河口湖町や鳴沢村の職員、商工会
関係者らで作る「いのちをつなぐ青木ケ原ネットワーク会議」が
発足。

自殺防止ボランティア養成の講座開催や、
「静かに死なせてほしい」
という心理を監視で揺さぶる効果を狙った遊歩道への監視カメラ
設置などの対策を取ってきた。

約20人が出席して20日に開かれた21年度初会合
(座長=渡辺凱保・同町長)では

「防止を呼びかける看板は心にしみる表現の工夫を」
「水際対策を継続するのにボランティアに頼るやり方のままで
 いいのか」

など活発な意見交換があり、富士吉田署生活安全課の担当者が
提案した売店への相談窓口の併設や、樹海への人の常駐体制の
構築が今後の検討課題にもなった。

会議では
「運転手への取材などで報道には協力したい。
 でも“変な宣伝”にならず、防止につなげるにはどうすれば
 いいのか」(県タクシー協会関係者)

と、“自殺の名所”というありがたくない風評に悩む声が漏れた。

「自殺者をなくしたい思いは切実。でも報道などで樹海が
 “強調”されるほど、自殺しようとする人を呼んでしまう」。

樹海の遊歩道入り口近くの商店で働く男性(49)は
“ジレンマ”をそう訴えた。

樹海と同じように自殺者の多い東尋坊(福井県)や
三段壁(和歌山県)などの地元も同じ悩みを抱えると会議に
報告され、山梨県富士・東部保健福祉事務所の渡辺伊正次長は

「報道が(自殺者を呼ぶ)誘因となるケースもあるが、
(防止への)有用な情報も報道で伝えられる。
 声かけや保護の対応をまとめたガイドラインの作成や、
 公認ガイドと歩く樹海ツアー実施などで、
 まず樹海のイメージアップを図りたい」

と強調した。

警察庁の統計では、自殺の原因や動機は健康や家庭問題、
生活や経済の問題など多岐にわたる。

NPO法人(特定非営利活動法人)「自殺対策支援センター
ライフリンク」(東京)の清水康之代表は

「地域住民が中心となり、立場や分野の違いを超えて
 『いのちをつなぐ』ために協力しようという動きは心強い。
 自殺対策を通して関係者の連携が深まり、新しいつながりが
 生まれれば地域活性化にもつながるのではないか」

と話している。

MSN産経ニュース 2009.05.30 03:05
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