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NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
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■ 毎週 日・水・金曜日
   午後8時から午後11時まで(3時間)


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同じ悲しみ背負わぬように 遺族の心情「魂しずめの詩」(産経新聞) [2008年05月31日(Sat)]
2008(平成20)年05月31日(土)
MSN産経ニュース
トップ>地方>北海道・東北 宮城>記事詳細

【特報 追う】
同じ悲しみ背負わぬように 遺族の心情「魂しずめの詩」
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/080531/myg0805310332000-n1.htm
2008.5.31 03:30

交通事故や自殺、集団暴行−。さまざまな理由で家族を
亡くした人たちの気持ちが、先月出版された
『魂しずめの詩』(ありのまま舎、1500円)
には詰まっている。平穏な生活を送っていたのに、
突然大切な家族を失ったら…。ページをめくるたびに
伝わってくるのは、恨みでも後悔でもない。
「同じ悲しい思いをする人がいないように」
という遺族の温かい気持ちだ。(今泉有美子)



「家族の自殺に悩む遺族に、同じ経験をした人が
いることを知らせてあげたかった。
私自身も同じ悩みを抱えた方との出会いに
救われましたから。
1人でも多くの助けになることは、
私にとっても励みになるんです」

同書に手記を寄せた仙台市青葉区の田中幸(さち)子さん(59)は
2年半前、警察官だった長男の健一さん=当時(34)=を自殺で失った。
健一さんは当時、宮城県多賀城市で高校生3人が死亡した
飲酒運転によるRV車の事故処理を担当。激務の末に心を患い、
自宅療養中に命を絶った。

大柄で優しく、おしゃべりだったという健一さん。
幸子さんとは、何でも話せる友達のような親子だった。
離れて住んでいたが、自殺の直前までメールでやりとりをしていた。

しかし幸子さんは、健一さんが仕事だけでなく、
人間関係の悩みも抱えていたことには気付けなかった。
健一さんは誰にも相談することなく死を選んだ。
幸子さんは自分を責めた。

落ち込む幸子さんに追い打ちを掛けたのは
「母親がいながら、なぜ止められなかったんだ」
という言葉だった。
「自分が生きていることが罪に感じ、何度も自殺を考えました。
それまで“自殺は弱い人がすることだ”なんて思っていたのにですよ」
と振り返る。

幸子さんを救ったのは、同じ思いを経験した人との出会いだった。
亡くした理由はさまざまでも、遺族の誰もが残った自分を責め、
生きていることへの罪悪感を抱えて生きていた。
「つらい気持ちを分かち合えるのは、行政でも精神科医でもなく、
自殺した家族を持つ遺族だけだと気付いたんです」。

それから、同じ悩みに苦しむ人を1人でも救おうと、
自ら声をかけ、自死遺族の集い「藍(あい)の会」
を立ち上げた。

「先日ある遺族の方から
『田中さんがテレビで元気に話す姿を見て
涙が止まりませんでした。私も頑張りたい』
とのメッセージをいただきました。うれしいことです。
自死遺族に対する偏見をなくすためにも、
私が元気だというメッセージを発信していきたい」
とほほ笑んだ。



「事故を恨んでも仕方ない。けれど
『道路に飛び出すことが危険』
と竜世が知っていれば、事故に遭わずにすんだかもしれない。
安全教育をする学校の先生や子を持つ親に読んでもらいたいと
思っています」

同県加美町で理容店を営む橋本勝喜さん(43)は、
平成15年9月、6歳だった次男、竜世君を交通事故で亡くした。
友達の家から帰宅中、路地に飛び出し、走ってきた軽自動車に
巻き込まれた。

負けず嫌いだった竜世君は、小学生以上が対象の剣道教室に
「お兄ちゃんとお姉ちゃんも通っているから」
と頼み込み、3歳の時から通わせてもらった。
幼稚園の時に参加した剣道大会では、自分よりもずっと大きな
相手を打ち負かし、小学3年生以下の部で優勝した。

絵を描くことも大好きだった。子供とは思えない作品を
完成させては、しばしば周囲の大人たちを驚かせた。
勝喜さんの印象に残っているのは、はかなく横たわる
一輪の花を描いた作品。淡い3色が塗られただけの背景に、
一輪の花が凛(りん)と咲いている。
「竜世がどうしてこんな絵を残したのか分かりません。
花が天国に向かっているように見えるんです」。
絵は額に入れられ、今もリビングに飾られている。

「小さな命でしたが、精いっぱい生きた竜世という
男の子がいたことを知ってもらいたい。
そして、命の重みを考えてもらいたい」。
勝喜さんはそう願っている。



【用語解説】

藍(あい)の会

「自死遺族が集える場所を」と約2年前に
田中幸子さんが立ち上げた。
毎月1回「わかちあいのつどい」を開き、
運営は遺族だけで行っている。

今月中旬、田中さんが
世話人を務める民間団体「全国自死遺族連絡会」が
初の集会を仙台で開催、遺族同士のつながりが
全国に広がっている。

連絡先は田中さん(電)022・717・5066。
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