自殺予防:東京のNPO、サイト開設 来月に全国の情報掲載(毎日新聞)
[2009年03月02日(Mon)]
2009(平成21)年03月02日(月)
毎日新聞 西部夕刊
トップ>オッショイ! 九州>社会
自殺予防:東京のNPO、サイト開設 来月に全国の情報掲載
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20090302ddg041040014000c.html
◇生活苦、多重債務、心の悩み−−相談窓口
国内で毎年3万人以上の自殺者がある中、その防止活動に取り組む
NPO法人「自殺対策支援センター・ライフリンク」
(東京都、清水康之代表)が生活苦や多重債務、心の悩みなどの
相談窓口の情報を一元化したデータベース
「生きる支援の総合検索サイト」(http://lifelink-db.org)
をインターネット上に開設した。
現在は東京都内の相談機関のみの掲載だが、3月中には
自殺者の多い大阪府、福岡県、北海道、愛知県の情報を掲示。
4月には全国の相談窓口を掲載する予定だ。
清水代表は
「自殺方法など死ぬための情報がネット上にあふれている。
こんな時代だからこそ生きるための情報を提供したい」
と強調する。
サイトでは、自分が抱える問題や希望する相談の形態、相談地域
などを選択していくと、関連する複数の相談窓口や支援策を表示
する仕組み。
いのちの電話や行政の貸し付け支援事業、法律相談など
約1,000カ所を掲載して昨年12月に開設、
月平均約500件のアクセスがあるという。
ライフリンクと東京大などでつくる
「自殺実態解析プロジェクトチーム」が自殺者の遺族らから
聞き取り調査を実施(07年7月〜08年6月、305人)。
72%が生前に相談機関に行っていた。
また、自殺の背景には「うつ病」「生活苦」「負債」など
1人平均で4つの要因を抱えていた。
このためサイトでは、1つの悩みを選んだ際にも、
関連する複数の相談機関の連絡先も一緒に掲載される。
NPO法人「国際ビフレンダーズ・大阪自殺防止センター」
(大阪市)の澤井登志所長は
「苦しい時は、何が悩みの原因なのか分からないことも多い。
サイトは必要な支援策にたどり着ける一助になるのでは」
と話している。 【細川貴代】
毎日新聞 2009年03月02日 西部夕刊
毎日新聞 西部夕刊
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自殺予防:東京のNPO、サイト開設 来月に全国の情報掲載
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20090302ddg041040014000c.html
◇生活苦、多重債務、心の悩み−−相談窓口
国内で毎年3万人以上の自殺者がある中、その防止活動に取り組む
NPO法人「自殺対策支援センター・ライフリンク」
(東京都、清水康之代表)が生活苦や多重債務、心の悩みなどの
相談窓口の情報を一元化したデータベース
「生きる支援の総合検索サイト」(http://lifelink-db.org)
をインターネット上に開設した。
現在は東京都内の相談機関のみの掲載だが、3月中には
自殺者の多い大阪府、福岡県、北海道、愛知県の情報を掲示。
4月には全国の相談窓口を掲載する予定だ。
清水代表は
「自殺方法など死ぬための情報がネット上にあふれている。
こんな時代だからこそ生きるための情報を提供したい」
と強調する。
サイトでは、自分が抱える問題や希望する相談の形態、相談地域
などを選択していくと、関連する複数の相談窓口や支援策を表示
する仕組み。
いのちの電話や行政の貸し付け支援事業、法律相談など
約1,000カ所を掲載して昨年12月に開設、
月平均約500件のアクセスがあるという。
ライフリンクと東京大などでつくる
「自殺実態解析プロジェクトチーム」が自殺者の遺族らから
聞き取り調査を実施(07年7月〜08年6月、305人)。
72%が生前に相談機関に行っていた。
また、自殺の背景には「うつ病」「生活苦」「負債」など
1人平均で4つの要因を抱えていた。
このためサイトでは、1つの悩みを選んだ際にも、
関連する複数の相談機関の連絡先も一緒に掲載される。
NPO法人「国際ビフレンダーズ・大阪自殺防止センター」
(大阪市)の澤井登志所長は
「苦しい時は、何が悩みの原因なのか分からないことも多い。
サイトは必要な支援策にたどり着ける一助になるのでは」
と話している。 【細川貴代】
毎日新聞 2009年03月02日 西部夕刊