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NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
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まさか/その後の対応(救急診療病院) [2008年05月23日(Fri)]
2008(平成20)年05月22日(木)
産経新聞 16時22分配信

嘔吐物から有毒ガス 「サリン事件思い出した」 
救急診療停止、一時封鎖も

「息が苦しくて呼吸できない」
「目が痛い」。
農薬を飲んで自殺を図り、救命救急センターに
運ばれてきた男性(34)の嘔吐(おうと)物から
発生した有毒ガスで、来院者や職員ら54人が
治療を受けた熊本市の熊本赤十字病院。
院内は21日深夜から22日未明にかけて騒然となった。

センターは救急診療を即時中止し、一時封鎖された。
ベッドに横たわる患者と、マスク姿で応急処置に
駆け回る医師や看護師らでごった返した。

自殺した男性の処置に当たった高村政志医師(48)は
「男性が嘔吐した直後にツンと塩素系の刺激臭がして、
せきが止まらなくなった。男性に近づくに近づけず、
地下鉄サリン事件を思い出した」
と青白い顔で語った。

記者会見した井清司救急部長(58)は
被害が拡大した原因について
「クロルピクリンを飲んだ自殺は非常に珍しく、
把握が難しかった」
と語った。

井部長らによると、搬送当時、男性が飲んだ毒物が
特定できず、管を通して胃の中の毒物を取り除くなど
一般的な対応を取った。毒物が気化しやすい
クロルピクリンと分かっていれば、
「あらかじめ患者を避難させるなど、それなりの対応ができた」
という。

しかし、最終的にクロルピクリンと特定されたのは
有毒ガス発生から約1時間半後の22日午前0時半ごろ
だった。

同病院は今後、同様のケースに備え、
自衛隊に援助要請するなど対応マニュアルを
見直す考えを明らかにした。

2008(平成20)年05月22日(木)
産経ニュース

有毒ガス発生「想定外」 
通常の中毒と同様の処置 熊本赤十字病院
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080522/trd0805222018013-n1.htm
2008.5.22 20:17
 
農薬のクロロピクリンを飲んで自殺を図った男性が、
搬送先の熊本赤十字病院救命救急センター(熊本市)で
嘔吐(おうと)して有毒ガスが発生し、
医師や患者ら54人が治療を受けた問題で、
同病院は22日午後、あらためて記者会見を開き、
嘔吐物から有毒ガスが発生した事態を
「想定外だった」
と強調した。

男性が嘔吐したのは胃の内容物を吸引したことが
原因ではなく
「農薬の作用によるものとみられる」
とし
「受け入れ時にクロロピクリンの知識はなく、
通常の中毒と同様の処置をした」
と説明。

同病院によると、救急隊からは男性の飲んだ農薬の
名称が「ピクリン」との報告があり、
文献やインターネットで検索したが見つからなかった。
農薬の正体が分からないまま処置を始めたという。



2008(平成20)年05月23日(金)
スポーツ報知 05月23日8時1分配信

農薬自殺男性治療中に嘔吐物から毒ガス

21日午後11時ごろ、熊本市の
熊本赤十字病院救命救急センターで、
農薬のクロロピクリンを飲んで自殺を図り
搬送された熊本県合志市の農業男性(34)が
診察中に嘔吐(おうと)し、内容物の農薬が
気化した塩素系の有毒ガスが発生した。
患者やスタッフら54人が治療を受け、
男性は死亡した。軍事転用も可能な農薬が
思いも寄らぬ形で拡散し、市民が被害を受けた事件に、
医師は「地下鉄サリン事件を思い出した」
と振り返った。

人命を救う医療の現場が一瞬で地獄絵図と化した。

熊本県警や消防によると、21日午後10時ごろ、
男性は自宅納屋で、業務用に保管していた
クロロピクリンを飲んだとみられる。
家族が119番。同50分ごろ、意識もうろう状態の
男性は熊本赤十字病院救命救急センターに担ぎ込まれた。

病院の説明によると、処置室で医師が鼻から挿入した
チューブから男性の胃の内容物を約1リットル吸引した
ところ嘔吐し、気化したクロロピクリンが室内に一気に充満。
ツンとした塩素系の刺激臭が広がり、処置室内外にいた
多数の救急外来の患者や医師などが
「息が苦しくて呼吸できない」
「目が痛い」
と不調を訴えた。医師らが患者を避難させようとして
室内はパニック状態になった。

処置に当たった高村政志医師(48)は
「男性に近付くに近付けず、地下鉄サリン事件を思い出した」
と青白い顔で語った。男性は十分な治療を施されず、
間もなく死亡した。

治療を受けたのは計54人で、うち、処置室内にいた
入院予定だった女性患者(72)が肺炎の症状を悪化させ
重症となった。女性以外にも男性の母親ら9人が息苦しさを訴え、
同病院に入院したり、別の病院に運ばれた。

センターは救急診療を即時中止し、半日にわたり封鎖され、
中和剤散布などで処置された。

クロロピクリンは刺激臭のある揮発性が高い液体で、
殺虫剤や土壌薫蒸などに使われ、劇物指定されている。
吸い込む量が少量でも吐き気などを催し、大量に吸うと
呼吸困難で死に至る。戦時中から催涙ガスの原料にも用いられた。

被害が拡散した理由として、病院は断片的な情報しかなく、
毒物がクロロピクリンと特定できないまま、
防毒マスクの装着など特定の毒物に対する措置を取らずに
治療した点がある。

通常、服毒自殺を図った患者を搬送する際、救急隊は
毒物を一緒に持ってくる手順を踏むが、
病院側の話では救急隊員から
「刺激臭が強くて持ってこられなかった」
と報告を受けたという。一方、救急隊側は男性の家族から
聞き取り、毒物を書類に「ピクリン」とだけ記載して
病院に知らせたとしている。だが、専門知識を持った
医師がおらず、対応が遅れたとみられる。

最終更新:5月23日8時1分



2008(平成20)年05月24日(土)
毎日新聞
トップ>地域ニュース>熊本>アーカイブ>記事

熊本・農薬自殺:嘔吐物から毒ガス
消防局から保健所には連絡なし−−市検証 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/archive/news/2008/05/24/20080524ddlk43040718000c.html

熊本市の熊本赤十字病院で21日夜、
劇物の農薬「クロロピクリン」を飲んで自殺を図った
男性の嘔吐(おうと)物から発生した有毒ガスで
54人が体調不良を訴えた事件を受けて、
市の健康危機管理幹事会が23日あり、
当日の保健所や消防局の活動を検証した。

市消防局は21日午後11時20分過ぎ、
男性を病院に搬送した菊池広域消防本部から、
嘔吐物からの刺激臭で診療ができなくなっていると
連絡を受けた。

救助隊や救急隊が出動し、警戒区域の設定や
有毒ガスを室外に排出する活動をした。

しかし、保健所が病院から連絡を受けたのは
22日午前4時ごろと遅く、消防からの連絡はなかった。
保健所は周辺住民の避難場所の確保や
被害者を運ぶ病院の手配などの役割がある。

今回、被害は病院内にとどまり、住民には及ばなかったが、
保健所の中熊秀光地域医療課長は
「消防局と密に連携をとるようにしたい」
と話した。

菊池広域消防本部の救急隊から病院に、
農薬の名前が正確に伝わらなかったことに関しては、
救急隊と病院のやり取りを調べ
「改善すべきところがあれば改善したい」
とした。

一方、仮に救急車で嘔吐した場合の対応について、
消防局救急課の金子忠明主幹は
「嘔吐物からの有毒ガスはこれまで想定してなかった。
搬送時に防毒マスクを着用するケースも考えなければならない」
と話した。

市は病院へも報告を求めており、それを受けて再度、
対応策を検討する。

【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2008年5月24日 地方版
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