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2009年06月02日

朝日新聞 2009年6月2日 生活面

本日の朝日新聞朝刊より
『家族って?提供者は?−父以外の人工授精で生まれた子』
というタイトルで当時者インタビューが掲載されています。

育った家庭や、性格は違っても
当時者が抱える共通の考えや思いがあります。
「早く言って欲しかった」

告知はするかどうか、ではなく
いかにして伝えていくかを考える時期にきているのではないでしょうか。
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2009年05月29日

不妊治療のための卵子提供をどう考えるか

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「不妊治療のための卵子提供をどう考えるか」
日系BOネット 時評コラムより(2008.5.28)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090526/155420/

日本生殖医学会が知人や姉妹からの卵子提供による体外受精を認める方針を出したというニュースが以前伝えられました。その背景には、なかなか進まない生殖技術の法整備に対し、これら技術に積極的な医師達が待ちきれずに動き出した、という背景があるようです。

しかしこれら技術が認められることが、不妊に悩むカップルの本当の救いになるのか。
技術の実施にはどういった条件が必要なのか、実施に際してどういう問題が起こることが考えられるのかなど、技術が進むことで生まれる新たな問題についても考えなくてはなりません。

単に望む人がいるから、そしてそれが技術として可能だから、というだけではかたづけられない問題だと思います。
posted by haru at 14:34 | TrackBack(0) | 関連記事

2009年05月15日

卵子をもらう体外受精って?

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「卵子をもらう体外受精って?」
毎日jp <質問なるほドリ>より
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20090408ddm003070175000c.html

以前にも取り上げた日本生殖医学会の提言についての関連記事です。
第三者の卵子提供を認める方向、という提言でしたが
その中身について簡単に書かれています。

出自を知る権利に制限をつける理由について
「全面開示にすることで親が事実を隠す例が増えるとの懸念」と書かれていますが
むしろ全面開示にした方が、その後子どもの要求にそって情報を与えられる
(部分開示では、告知したとしても子どもにとって知りたい情報がすべて与えられない)
という点でよいのではないかと思うのですが…
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2009年04月14日

貧困から「代理母」の道選ぶインドの女性たち

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貧困から「代理母」の道選ぶインドの女性たち
2009年4月12日 ロイターニュース
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-37447020090412

記事の中に出てくる医師は
代理出産を望む人がいて、またそれによって代理母に経済的に十分な見返りがある
一体何がいけないのか、
と言っているように感じます。

しかし代理出産を含め、生殖技術の一番の当事者は生まれてくる子どもです。
またこの場合、代理母となる女性の、すでに生まれている子どもなどは
いったいどう感じるのでしょうか、そういった点も十分に考えるべき視点だと思います。
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2009年01月26日

提供卵子で2組を出産

気になったニュースを。

「提供卵子で2組を出産」
2009年1月21日 読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090121-OYT8T00299.htm

これまでのAID(提供精子)同様、卵子提供についても事実が先行してしまっているようで、
とても気になってしまいます。
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2008年12月15日

体外受精 夫婦以外を容認

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「体外受精 夫婦以外を容認
 生殖医学会方針 家族・知人提供も」
 2008年12月13日 読売新聞より
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081213-00000028-yom-sci
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081213-OYT8T00428.htm

現在日本には生殖技術に関する法律はありません。
唯一あるものは、日本産科婦人科学会の会告で、非配偶者間の人工授精についてのものです。
それが今回、非配偶者間の体外受精についても日本生殖学会が認める方針を決めたそうです。しかも兄弟姉妹や友人からの精子・卵子の提供も認めるという方向のようです。

記事にもあるように、これまで生殖技術に関する法制化の議論は先送りが繰り返されてきました。社会的な関心が高まることで、再び議論が始まることはとてもよいことだと思いますが、これまでのAID(非配偶者間人工授精)のように、技術がまず先行してしまい、それに関わる問題への議論が後回しになってしまうことが非常に心配です。
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2008年06月09日

ドナー開示求める声高まる

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「前提崩れ医療に逆風 ドナー開示求める声高まる
 納得できる仕組みづくり必要」
フジサンケイビジネスアイ(2008年6月3日より)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806030072a.nwc

提供者の情報開示の問題が語られるときに、いつもひっかかってしまうことなのですが、
突然生まれた人が提供者を訪ねることで、提供者の生活を脅かす
というような言われ方をよくします。

過去に匿名を条件に精子を提供した方にとっては、それが突然情報開示になってしまう
(そんなことはありえませんが)ということは驚異かも知れません。
しかし、そもそも今後出自を知る権利が認められたとしても、
それは過去にさかのぼっても適用されることではなく、そういった法律が制定後に
提供した人、生まれた人にしか適用されるものでないことは、十分理解しています。

しかし大きな誤解として、出自を知る権利が認められると、過去に匿名を条件に
提供した人の情報までが開示される、と思われがちですが、そんなことはありません。
過去のことと、これから行われることは分けて考えなくてはならないと思います。

そして出自を知る権利が今後認められたとして、
これから精子を提供される方は、将来自分の提供した精子で生まれた人が
会いに来るかもしれない、という可能性を考慮した上で
提供するかしないかを決めてほしいと思います。
将来起こりえる問題について、少しでも不安があるのならば
提供者の方は、提供をしない、という選択もできるのですから。
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2008年06月05日

非配偶者間の人工授精 5年で施設半減

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「非配偶者間の人工授精 5年で施設半減 全国で14か所に」
2008年5月24日 東京新聞より
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008052402000229.html
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2008年04月30日

すでに生まれている子どもの問題と技術の問題は分けて考えるべき

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【正論】加藤尚武 学術会議の「代理出産」見解(IZAニュースより)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/135032/

代理出産の問題が語られるときに、すでに生まれている子どもの状況を見て、それがかわいそうだということが、技術自体の是非についても影響して語られる様子をよく見ます。

すでにこれら技術で生まれている子どもについては、その子どもにとって最善と思われる環境が整えられることが最も重要だと思います。
しかしそのことと、今後これら技術をどうするのか、という議論は別物だと思います。
子どもがかわいそうだから、技術を認めてあげるべき、とはならないのではないでしょうか。

精子提供(AID)や卵子提供についても同様だと思います。
この技術では、代理出産以上に多くの子ども(成人)がすでに生まれています。
それは技術が先行し、様々な問題についての議論がずっと後回しにされてきた結果です。

今更これら技術を否定したら、それによって生まれてきた子どものことも否定してしまうのではないか、と言われることがよくあります。しかしそうではないと思います。技術に対する評価と、それにより生まれた人の話は別物と考えるべきではないでしょうか。そうでなければ、これら生殖技術についての客観的な議論はできないと思います。
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2008年04月24日

日本学術会議の最終報告書

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代理出産「原則禁止」 厚労相、法制化を検討(Yahooニュースより)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000089-san-soci

昨年から議論を重ねてきた日本学術会議の最終報告書が提出されたそうです。
報告書の内容については、その全文が公開されています。

報告書は比較的読みやすく、一見難しそうな専門用語の解説にも多くのページがさかれていました。今までこれら技術について、漠然とした印象しかなかった方々にもぜひ読んでほしいと思います。

この報告書提出を受けた報道の中には、昨年行われた世論調査とのギャップ(代理出産賛成が過半数以上いた、という結果)を指摘しているものがありました。しかしその調査結果がこの委員会で報告されたときにも議論に挙がっていたように、いったいどこまでこの技術についての正確な情報を得たうえで賛成と言っているのか、ということにも目を向けてほしいと思います。調査報告の場では、実際に妊娠出産を経験した方の方が、そうでない方より慎重な意見だった、ということが言われていました。不妊治療や妊娠出産について、比較的正確な情報を持っている方々の方が、この技術の容認には慎重だったと考えられるのではないでしょうか。

子どもが生まれること=めでたいこと、喜ばしいこと
というイメージは当然多くの方にあると思いますし、それは間違いではないとも思います。
しかしそれだけで、これら生殖技術を
困っている人を助ける技術
として認めてしまってよいのでしょうか。

現実に、この技術を行ったときに生じる(又は生じる可能性が考えられる)数々の問題を
きちんと理解して、それからこれら問題については検討をしてほしいと思います。
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