母から告知を受けて25年になります。
自分が父と血がつながっていないと言われて、大きなショックを受けても
そのこととどう向き合えばいいのか、
第3者の精子提供を受けて生まれたと聞かせれても
そのことをどう考えていけばいいのか、
自分の気持ちがどこにあって、どう感じているのか
よくわからないまま、
ずいぶん長い時間を過ごしてきました。
今思えば、自分の気持ちに向き合えないでいるというのは
何か不安で、自信がなくて、落ち着かなくて
いつもイライラして、決して幸せな時間ではありませんでした。
そういうもやもやした気持ちに気付いたのは
同じAIDで生まれた人たちの存在を知ったからでした。
たった一人では、自分の気持ちにも気づけない。
その気持ちをきちんと表現し、
自分で認めてあげることができてはじめて、
誰でもない自分として生きられるのだと思います。
人とつながれることで、自分を知ることができる。
もし、AIDで生まれた当事者の方がおられたら、
つながりたいと思っています。
2014年12月04日
自分の気持ち
posted by ren at 17:58
| TrackBack(0)
| AIDの問題点
トラックバックの受付は終了しました
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック