いろいろな問題があるなか、大きなわだかまりを残すのが隠し事のある家族関係です。
親としては嘘をついたつもりも、騙すつもりもなかったのかもしれません。
成長した方が子どもも親の事情を理解しやすいだろういう考えがあったかもしれません。
しかし、成人してからの告知はたいへん残酷です。
理解へつなげることは大切ですが、感情は頭で理解すればすむ問題ではないことを知るべきです。
子どもにとっては親の事情を理解するよりも、育ててくれる親の愛情を感じるほうが大切です。
「おとうさんとは血の繋がりはないけれど、あなたを私たちの子どもとして大切に思っている」ということを伝えることが大切なのです。
また、知らない方がよいだろうと隠すのは「出自」を肯定していないからではないでしょうか。
知らない方がよいと思う人は、AIDが倫理的に許されないと心のどこかで思っているのかもしれません。
倫理的に許されないと感じてしまうままでAIDを選択していいのかなと、私は疑問に思います。
2008年01月09日
嘘のない親子関係
posted by aya at 09:28
| TrackBack(0)
| AIDの問題点
トラックバックの受付は終了しました
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック