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2007年07月23日

AIDの歴史A

1948年慶應義塾大学病院にて始まったAIDは、その後数十年の間は、特に何の規制もなく行われ続けてきました。精子提供者は匿名であること、そして実施する医師、選択した夫婦もその事実は伏せ続け、AIDに関して表立った問題が起きなかったことによるものと思います。


しかし1996年、インターネット上で精子提供者を募集するという、国内初の民間精子バンクが誕生しました。このバンクの特徴は、提供者は匿名ではなく、利用者が希望をすれば面接のうえ、提供者を選べるという点でした。
商業目的の精子売買という問題が出てきたことで、これに対し日本産科婦人科学会は1997年5月にはじめて「非配偶者間人工授精と精子提供者に関する見解」という形で、それまで行われ続けてきたAIDの技術を追認するような会告を発表しました。

この会告では、AIDを実施する際の夫婦の条件や、選択時の同意書の作成と保管、それら夫婦および生まれてくる子どもへのプライバシーに配慮すること、精子提供者の条件、また提供者へのプライバシーの保護と記録の保存、営利目的の精子売買の禁止、AIDを実施する医療施設の学会への登録等が示されました。
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posted by haru at 22:40 | TrackBack(0) | AIDの基本的情報
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