この技術は1948年に慶應義塾大学病院で初めて実施され、翌49年に女児が生まれたのがはじまりだと言われています。
現在までに生まれた人の数は1万人以上と言われていますが、実際の数は不明です。なぜならば技術先行で行われていたため、1997年になってはじめて、日本産科婦人科学会が会告においてこの技術の実施を認めるまで、詳細については明らかになっていなかったからです。以降、学会に実施の登録をしている施設は技術の実施回数や生まれた子どもの数を報告していますが、技術の実施後、妊娠にいたったのか、そして子どもが生まれたのかどうかまでの結果追跡ができていない件数も多く、生まれた子どもの数ははっきりとはわかりません。ただし、わかっている報告数を見るかぎりでは、年間160名前後の子どもが生まれています。
2007年07月22日
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