What's DNOW? [2012年08月19日(Sun)]
視察が終了して1か月が経とうとしています。
この1か月、あの4日間を思い出さない日は1日たりともありませんでした。 悲しいことに、かの地は過去数日間にわたり、 深刻な状況であったと現地施設のExecutive Directorが教えてくれました Last week was really hard for us. There was heavy rains and deep flood. Families in dumpsite was most affected. Houses were torn down. School materials got wet and cannot be used. In spite of that our day care students diligently attend their classes maybe because of the feeding. Everyday they are looking forward to the meals we serve them in school 短文の連続が、差し迫った状況を端的に伝えていると思います。 自分が実際に行った、見た、触った、立ち止まった土地が 水に流され、侵されていたという現状にショックを受け 自分の意識の低さと無力感を大いに味わいました。 同じ岡山本拠のAMDAさんが、募金活動をしてくださっている、 その現状に胸を撫で下ろし、その活動の周知を図ることや、 現地に状況を尋ねることしかできないことが情けなかったです。 「情報と受け皿がなければ、善意だけでは何もできない」 こう仰ったのはAMDAの菅波代表でした、確かにそうです。 何かしたいと思っても、自分の提供できる労働力や知恵が必要とされている場、望まれている場かどうかを見極めて提供しないとただのおせっかいですし、 おせっかいと称されるだけならまだしも、 「ありがた迷惑」となった日には尊い善意も無に帰してしまいます。 そういった見極めや、見極めに必要な情報を会員に提供し、 有効な活動を提供するための土壌づくり これが、現在の自分の当会での役割なのだとわかったことが、 今回の視察で得た収穫の1つでした。 視察最終日に立ち寄ったお土産屋さんで 声をかけてくれた方がいました。 "Hi, mom(女性の呼称はmom,でした), What's DNOW?" 確かにTシャツには当会のイングリッシュ・ネームがどーんと書かれています。 何かのロゴだとはわかっても、敢えて聞いて下さる方は初めてで、 面食らうと同時に大変嬉しかったです。 "Hi, thanks for asking. We are Dentist Network from Okayama to the World, from Japan." "Ah, are you dentist?" "No." "Assistant?" "No, I'm a Executive Secretary. I'm working for all the members secretly." "Ha ha ha, cheers!" こんな会話を交わしたでしょうか 気付きを得たばかりなので、全然説明しきれていませんが どうやらやる気だけは買われたものと思います。。。 このように貴重な経験ができたのも、日頃応援して下さる方々、 とりわけ今回の視察にあたり篤志を頂いた方々のお陰です。 遅くなりましたが、改めまして深謝申し上げます。 情報提供の1つ、視察報告書がやっとできあがりました。 まずは篤志を頂きました皆さまにあてて公開し、 その後順次会員の皆様へと公開して参ります。 "What's DNOW?" 今度聞いてもらえた時には、 もっとDNOWらしいAnswerを返すことができますように・・・ |
Posted by
三木
at 06:13 | プロジェクト進捗状況 | この記事のURL