現地のことばで話すこと [2013年04月14日(Sun)]
みなさま、こんばんは。
新年度になりました。 新年度になる直前に2回。 2回も活動が行われ、 (ベトナム・フィリピン) その両方に参加してきた事務局です。 「歯科ネットワーク」事務局なのに、「歯科素人」のコードネームNo.3。 ※当会の活動に参加すると、必ずどなたに対してもコードネームをつけます。 ちゃんと会議で決を採って決めるんですよ…笑 歯科関係者なら、やはり現地の方の口腔内に興味が湧くのが当然でしょう。 しかし、私は歯科素人なので特にそちらには興味は湧かず・・・ では、何に対して着眼したのか?というと ことば でした。 ベトナムには、ミーフンさんという3か国語を操る才女がいて、 「これは何て言うの?」ってよく尋ねました。 その中で、これは!と思ったのは… 「ニャー(nha)」。 しかもこれ、語尾に付けて使います。 (日本語で言う「〜だよね?」の「ね?」のような、 念押し、強調、語尾柔軟目的で使用。男性が多用すると変) 出国審査の時、なぜかはわかりませんが 審査官さんがニコニコと笑いかけてくれたので、 思わず 「バイバイニャー」 …通じたのか、手を振ってくれました。 心通う瞬間でした。うれしかったです。 フィリピンでは、これまで英語を勉強してきてよかったなあと思うことが たくさんありました。 教育を受けさせてくれた両親にとても感謝しました。 厳密に言うと、フィリピン、私たちが今回活動したマニラでの現地語は 英語ではなくタガログ語です。 そして、現地では、タガロギッシュ(Tagalog+English)を呼ばれる混合語?が使われています。 フィリピンでこれは!と思ったのは 「ポ(po)」。 この語はとっても便利で、さきほどの「ニャー(nha)」と同じく、 語尾につけて使うと、「丁寧さ」を表すことができます。 よく聞いたのは 「Thank you po」=「ありがとうございます」 「OK po」=「いいですよ」 不思議なのは、この「po」をつけて話すようにすると、 元々フレンドリーなフィリピノさんたちが、 もっとにこやかになってくれたこと。 ベトナムの出国審査官の方もしかり、ですね。 現地のことばで話そうとする、 コミュニケートしたいという意志を見せる、 それはつまり、もっとあなた方のことを知りたいと そう伝えることに通じますね。 これ、大事だなあと思いました。 そして、この大事さを伝えていくことも、 当会で私ができることの1つじゃないかな、と。 あの「通じた!」っていううれしさ。 みなさんにも味わってほしいうれしさでした。 |