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今日の人67.柴 佳安さん [2012年10月28日(Sun)]
 今日の人は、yslab(ワイズラボ)経営、フォトグラファーの柴 佳安さんです。
写真 12-08-02 14 46 11.jpg
女性をキレイに撮ることで定評のある柴さん。12月に高岡の住宅展示場のお家を借りきって行う「カナダ住宅変身撮影会」のカメラマンも担当していらっしゃいます。実は私のfacebookのプロフ写真は、去年の撮影会で撮っていただいたもの。その時の写りがいいせいか、実際にお会いした時に、「写真と雰囲気ちがいますね」と言われることもあるくらい素敵に撮ってくださいます。

 柴さんは東京オリンピックの年に大沢野町で生まれました。集団生活が苦手で、病弱でもあったため、保育園は半分は休んでいました。
 病院に出たり入ったりの生活の時に、親戚のおばさんが、1人でいるのは寂しいだろうとカメラをプレゼントしてくれました。もちろん、おもちゃに毛が生えた程度のものだったのでしょうが、ちゃんと写りました。その時からカメラ、写真が好きになっていったのです。家には、おじいさんの時代の古いカメラも残っていたし、お父さんのカメラもありました。お父さんがカメラ好きだったことも幸いしたようです。

 特に写真にエネルギーを感じるようになったのは高校生の時に、アラーキーこと荒木経惟さんの写真を見てからです。女性のヌードが有名ということもあって、最初はエロいのかと思ってドキドキしながら写真を見ましたが、思っていたのとは全然ちがいました。感じる部分がちがうのです。荒木さんの写真は、被写体の内在するものを引き出して描写しているのが特徴です。撮っている、のではなくて、写しているのです。
 そうして、とにかくたくさんの写真を見ました。見ることで、どんどん自分の中に吸収できるものがあった。
 
 高2の時に、総曲輪通りのカメラ屋のショーウインドウに飾ってあったオリンパスのカメラがどうしても欲しくて、3000円×60回払いで勝手に契約してきましたが、当然の如く親の許可がいるので、結局そのカメラを手にすることはできませんでした。それで、その時 家にあったお父さんのコニカのカメラでたくさんスナップ写真を撮っていました。人物だったり雑踏だったり、とにかくたくさん撮りました。
 
 大学に入った柴さんはオートバイにもはまります。鈴鹿サーキットにでかけるのが月齢行事になる位、バイクの世界にものめり込んでいきました。そうして、ピットの風景だったり、レースクイーンを写す機会も多くなりました。
 
 そんな柴さんでしたが、大学を卒業する時に、バイクで大事故を起こしてしまいます。半年入院することになった事故でした。特に最初の2ヶ月半は寝たきりで、この間に人生についていろいろなことを考えました。そして、献身的な仕事をしている医療スタッフを見て、医療関係の会社に入ろうと決意します。直接には関われなくてもケガや病気で苦しんでいる人を側面から助けてあげられるんじゃないか、そう思ったからです。そして、実は看護師をしていた奥さんと運命的に出会ったのもその病院だったのでした。

こうして、退院後は営業職につきましたが、好きなカメラはずっと続けていました。やがて、カメラの世界もデジタル一眼レフが進化してきました。そこで、柴さんは決意します。これからは好きな写真一本でやっていこう!…5年前のことでした。

そして立ち上げたのがyslab(ワイズラボ)です。
http://www.yslab.info/

 柴さんが得意なのは人物。特に女性を写すのがお得意です。
女性は男性よりも変化する。娘、嫁、姑、姥…そういう女性の人生をカメラに納めていきたいと思っています。そして、いずれ、そんな写真集を出すのが柴さんの一つ目の夢です。

 そして、もう一つ夢があります。それは、事故以来封印しているバイクに乗り、バイクの撮影をしたい!ということです。以前、鈴鹿8時間耐久ロードレースの取材撮影をしたことがありますが、ファインダー越しにピットワークを撮っていると、ぞくぞくしました。 
ピットは勝ったり負けたりした時にドラスチックにエネルギーが集まる場所です。そういう人間模様を写せる時間は、何にも代えがたいものです。

 これからもたくさんのシーンを写していくであろう柴さんのカメラ。みなさんも一度、体験してみませんか?きっと、今まで知らなかった自分の表情に出会えることでしょう。

taeko_0048.JPG

taeko_0035.JPG
柴さん、いろんな表情を撮ってくださいます(^^)