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今日の人73.中澤清一さん パート.2 [2012年11月14日(Wed)]
パート.1から続きます。

 こうして、思いついたことはどんどん会社で実践していった中澤さん。
四国管財には売り上げのノルマはありません。
 そして事実前提ではなく、価値前提の会社です。
いったいどんな価値を前提にしているのかを示すためにも、中澤さんは明確な経営理念を作りました。それがこれです。

 私たちは、自分たちの夢の実現の手段として、四国管財においてお客様に「笑顔と挨拶と報連相と環境を意識した丁寧な仕事の実践」により、自分を含め全ての人々に感動を提供致します。

 そして15項目のベーシックも作りました。
1.夢を具体的に持つ
自分が明確な夢を持ち、かつ諦める事無く、具体的に目標を決めることで夢は必ず実現するものです。
2.常に笑顔
一番簡単なようで一番難しいこと。笑顔の実践。笑顔は自分を含め周りの方々を幸せにしてくれます。
3.挨拶の実践
勇気を出して、自分から自発的に挨拶を行い継続する事でコミュニケーションの第一歩となり、必ず周りが変わります。
4.報告・連絡・相談
実践する事により、情報(楽しい事や悲しい事)に共感する事が出来、価値観の共有化の手段となり、社内が一つになれ組織的な解決を図れます。
5.環境を整備
当社はISO14001を取得し、環境に貢献する仕事に携わっております。職場や家庭において、身の回りの環境を意識し、地球のために考え行動しましょう。
6.丁寧な仕事
ラッキーコールを様々な形で減らしてきましたが、落下破損事故が後を絶ちません。過去の例を分析すると片手の作業に問題がある事が分かりました。「いくら慣れていても必ず両手を添えて」丁寧な作業を行いましょう。
7.整理整頓
物の整理整頓だけでなく、考え方も整理整頓をすることにより、安全かつ事故のない働きやすい職場環境を築きましょう。
8.自己責任
物事を自分の事として受け止め、「やってくれない」をどうすればやってもらえるか、解決できるかの観点で考え行動しましょう。
9.前向きな取り組み
新たな一歩、更なる一歩を踏み出すのはしんどい事であり、出来ないと諦めがちですが、やろうと思えば手段は100万通りあります。やらない理由を考えるのではなく前向きに考え取り組みましょう。
10.気遣い
その発言や行動が周りの人にどの様に影響するかを考えましょう。自分がしてもらって嬉しい事をしてあげられるようになると、自然と気遣いの出来る人となります。すると何だか楽しくなります。
11.接する人に均等に
年齢・性別・肩書きによって言葉遣いや態度を変える事無く、当初の謙虚な気持ちや対応を忘れず均等に接していきましょう。
12.一流の自分
お客様に最高のサービスを提供する為には、自分自身が最高のサービスはどういうものか体得しなければ分からない。一流とは高級品という意味ではなく、どんな状況も決めた事を守れる人が一流です。今日から皆さんも一流を目指しませんか。
13.自分のために仕事する
同時多発テロで旅客機に搭乗され、犠牲になられた方は自分の命があとわずかなことを確信した時、愛する人に最後のメッセージを残しました。自分にとって一番大切な人(事)を再認識し、そのために仕事に取り組みましょう。
14.約束は守る
約束を守ることは信頼の証です。約束の時間、約束の期日と些細な約束も守り信頼を失わないようにしましょう。当社はお客様より高い信頼を頂いているのは、お客様の様々な情報を見たり聞いたり出来る立場にありながら、在職中・退職後も守秘義務の約束が守られているからです。
15.感謝の気持ち
周りに人が居る事や物がある事が当たり前の生活と思って過ごしていますが自分の接する人(物)へ「ありがとう」の感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

こうした理念やベーシックを作ったことで、その考えに賛同してくれる人が採用試験に応募してくれるようになりました。そして、四国管財の仕事を誇りを持ってやる社員がどんどん増えていきました。
26年前、出社したくて来ている社員が全然いなかった会社から、大きく大きく成長したのです。「社員が夢を持てる会社にしたい!」という中澤さんの夢がこうして現実になったのです。

「変わらないと嘆くのではなく、自分で変えていくことが大事。制度がなかったら作ればいいだけのこと」そう言い切る中澤さん。
その言葉通りに、2002年には高知青年会議所の理事長になって障がい者就労のルールを変え、積極的に障がい者雇用を進めていきました。いろいろなやっかみや横槍も入りましたが、中澤さんは屈しませんでした。働く仲間に障がい者の家族がいればうちの会社で働いてもらいたい、そんな社員さんが笑顔になれる会社にしたい、中澤さんは次々に想いを現実へと押し上げていきました。
ものすごいことをしていらっしゃるのに、それを全くさらっと自然体でおっしゃる中澤さん。その強さと優しさに包まれると、「ああ、こんな社長さんの下で働ける社員さんは、本当に幸せだなぁ」とつくづく思うのです。

 中澤さんは教育問題にもとても真剣に取り組んでいます。社員さんの子どもたちが不登校で悩んでいたら、一緒に学校に行って先生と話します、社員さんの相談に乗り、子どもたちの相談に乗り、そして先生の相談にも乗ります。先生も悩んでいます。教育委員会の目があって自由にできない部分が多い。中澤さんは学校や先生を否定するのではなく、先生が伸び伸びと好きな教育をできるようにバックUPしてあげればいいのだ、と思っています。先生が悪いわけではない。学校が悪いわけではない。では、教育委員会が悪いのか?それもNoだと中澤さんは言います。教育委員会も政治家の目が怖いのだ。では政治家を選んでいるのは誰だ?我々有権者であり、特に影響力が大きい経営者だ。すなわち、自分たち企業の社長が教育環境をよくしていかなければならないし、そういう責任があるんです!そうきっぱり言い切る中澤さん。そんな中澤さんはお忙しいお仕事の傍ら、いろいろな人の相談に乗る「教育問題についてのドリームサポーター」もやっています。どこまで他喜力に溢れた方なんだろうと思います。

 中澤さんの名刺の裏には、四国管財経営理念とともに中澤さんの夢が書いてあります。
〈中澤清一の夢〉
お客様に信頼され社員さんや協力会社のご家族が胸を張って自慢できる会社経営と、残りの人生において色々な方の夢の実現のお手伝いをして、人生の最後を迎えた時に一名でも多い方に惜しまれて旅立ち、子供に「お父さんて凄かったんだ」と言われること

 最後に、中澤さんはとびっきりの笑顔で言われました。
―社員さんの子どもが「お父さん、お母さんの会社に入りたい!」と言って就職してくれる、そんな会社にしていきたいんですよ。―
 
 こんな夢の溢れる会社が日本中にできたら、きっと子どもたちは早くお父さんやお母さんみたいに働きたい!って、うずうずするようになりますね。
 
 高知をダイバーシティの溢れた県にしている中澤さん、これからも高知県に、いえ日本全国に、たくさんの笑顔と夢を生み出していってくださるでしょう。

「変わらないと嘆くのではなく、自分で変えていくことが大事。」中澤さんにいただいたこの言葉を大事にして、私もがんばっていこう!そう決意を新たに出来た今回のインタビューでした。

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