今日の人4.森本耕司さん [2011年11月14日(Mon)]
今日は私にとっての大恩人、森本耕司さんをご紹介します。
森本さんと初めてお会いしたのは今年の5月に高岡で行われた福島正伸先生のメンタリングマネジメントの講演会場です。そこで初めて大人が本気で夢を語るドリームプランプレゼンテーションについて知り、何か魅かれるものを感じた私は、次の日、早速ドリプラ富山実行委員長の森本さんに電話をかけ、そこから私のドリプラへの道のりが始まったのでした。森本さんと出会わなければ、私がドリームプランプレゼンテーションでダイバーシティ富山の夢を語ることもなかったでしょうし、こんなに早くダイバーシティとやまの第一歩を踏み出すこともなかったでしょう。 森本さんの支援の姿勢は徹底しています。私たちプレゼンターにとことん寄り添い、一緒に悩み苦しみ、自分の時間を全部使い切るくらいにひたすら応援し続けてくださいました。 その姿勢を見た人はみんな「森本さんのためなら」と一緒になって支援に回るのです。関わった人をみんな応援団にする、まさに“人たらし”の森本さん。それは、森本さんの忘己利他の姿勢が徹底していて、その本気度にまわりの人が惹き込まれていくからに他なりません。森本さんに「どうしてそんなとことん支援できるんですか?」とお聞きすると「みんな一生懸命だからどうしたって応援したくなる」とおっしゃいます。そんな森本さんご自身が誰よりも一生懸命。だから森本さんに支援されている人は、もっともっと本気になろうって思う。相互支援ってこういうことなんだな、と教えてくれる森本さんなのでした。 そんな森本さんですが、なんと小学校の時はいじめられていたこともあったそうです。学校に行きたくなくて押し入れに隠れていたこともあったとか。自分の個性を先生が認めてくれなくて、先生がわざと森本さんだけ飛ばして当てないこともしょっちゅう。とてもつらい4年間を過ごされたそうです。中学校に行って、自分の個性をほめてくれる先生に出会い、それが素直に嬉しかった。ですから、森本さんは「先生」の仕事の大切さを身を持って感じていらっしゃいます。先生は子ども一人ひとりの個性を認める人であってほしい。そして、子どもに直にかかわる先生自身が夢を持ってキラキラした大人であってほしい。大人は子どもに夢を語ってほしい!子どもは誰だって、あれをしたい、これをしたいと思っている時期がある。それにブレーキをかけるのは、大人。「そんなの無理」「できっこない」大人が子どもの夢にブレーキをかけてどうして子どもが夢を持てるんだろう?子どもの夢を絶対否定しないで、応援しようよ!特に先生が応援してくれれば、子どもたちは光り輝く!でも、最初は夢を持って教師になっても、次第に仕事に疲れ、やる気も失っていく先生も多い。だから僕は、そうなっていかないように先生を全力で応援したいんだ! そうキラキラした瞳でお話される森本さん。そんな森本さんご自身、夢のひとつに先生をやりたい!というのがあるそうです。一クラスの子どもたちと一年間じっくりかかわってみたい!とおっしゃる森本さん。森本さんが先生だったら私は生徒をやりたいです 森本さんはおっしゃいます。「ちがいをプラスに変えていくには、やはり自分自身に寛容性が必要。自分が受け入れる器を作っておくことで、相手の能力が見える。それは、最初から排除していたら絶対に見えない部分。自分だってちがう一人の人間だ。いやむしろ、一人として同じ人間はいない。今までの価値観がちがいを受け入れてこなかったのだとしたら、これからは社会が、僕たちがそれを変えていくそんな時代にならなければ」 まさしくダイバーシティな森本さんは森本自動車の社長さんでもいらっしゃいます。自動車整備業界を子どもたちの憧れの業界にしたい、との夢もお持ちの森本さん!実際14歳の挑戦で森本自動車で職業体験をした生徒さんの中には、夢は自動車整備士になって森本自動車で働くことです!と話す子もいるそうです これからも大人も子どももみんなを惹きつけていく素敵な森本さんでいらしてくださいね。 ただし、お酒は控えめに |