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今日の人90.猪瀬祥希さん パート.2 [2013年05月14日(Tue)]
パート.1から続きます。

 ゲーム開発部門から外され、1人で新規事業を立ち上げる1人部門になったいのっちさん。でも、いのっちさんは新たな仕組みを作り出していくのが本当に得意でした。そして5年後には年間10億円近い売り上げを出すようになっていたのです。
 
 やがて、いのっちさんの上に外部から来た役員がつきました。2人の間は、売り上げが上がるにつれて溝が深くなっていきました。この役員との対立が元で、いのっちさんはパニック障害を発症します。
朝、電車に乗る時に手に汗をかく。会社についてエレベーターに乗ろうとするけれど、エレベーターのボタンが押せない…。

 いのっちさんは社長に言います。
「会社に行けなくなりました」
 いのっちさんは部長職から外されました。そして2週間会社を休みました。
 
いろいろなことを考えました。父の暴力、それによるトラウマ…。社長との出会い、ゲーム開発。仕事をしながらの高校、大学生活。次々に生まれたヒット商品。部下を追い込んだ自分。上司との対立、パニック障害になった自分…。自分はどう生きていくべきなのか…。

 その後は子会社に行って、またチーム1人でした。そこでも、新規事業の立ちあげはやはりうまくいって、また成功を収めます。
 いのっちさんはここで確信します。ああ、自分はやはり新しいものを作っていく過程が好きなのだ。

 実はパニック障がいを起こす前から、いのっちさんはお父さんに対してのトラウマを消したいと思い、カウンセリングに通ったり、自ら産業カウンセラーやコーチングのコーチの資格をとったりしていました。チームビルディングやファシリテータ−の勉強もやりました。なにしろ、凝りはじめたらとことんやらなければ気が済まない性格です。そうして、たくさん学びましたが、自分の夢は何かと問われると、ずっと答えられずにいました。

 いのっちさんが子会社に行って3年経った時、いのっちさんを取り立ててくれた創業者である社長が亡くなりました。
次の社長は、彼が高校生の時にいのっちさんがパソコンを教えてあげていた、創業者の息子でした。

 いのっちさんは本社に呼び戻されます。
 しかし、その頃社内ではいろいろな問題が起こっていました。詳しい経緯はここでは省きますが、いろいろあって、会社は合併します。

 いのっちさんは新会社で執行役員でしたが、合併に伴い降格しました。
 このままずっとこの状態なのか…そう思った時に、起業という言葉が浮かびました。でも、社内で新規事業を立ち上げるのは慣れていたけど、起業ってどうやってやるんだ?

 こうしていのっちさんは福島正伸さんの起業家スクールに通うことにしたのでした。実は福島さんに出会うことになったきっかけは、ひすいこたろうさんでした。ひすいさんの名言セラピーのイベントなどを企画していく中で、福島正伸さんの存在を知ったいのっちさんは福島さんのスーパーアントレプレナー養成講座を受講します。

「起業家は、どうしても実現したい自分の夢を持っているものです。あなたの夢は何ですか?」
でも、自分を掘り下げれば掘り下げるほど、自分が何をしたいんだろう、それがわからなくなりました。
『こんな苦しい状況におかれても今の会社をよくしたいと思っている自分がいる。いや、でもここにいても…。いったい自分は何がしたいのだ。自分の夢はなんなのだ…』

 そんないのっちさんに福島さんから、人の夢を応援することを提案されます。

 はっとしました。自分は人が何かしたいということを手伝うのはすごく楽しい。
誰かを応援して、その人が幸せになってくれるのはとってもワクワクするのです。
そういえば、昔からサプライズの仕込みをするのは楽しくて大好きでした。

 ゲームを開発している時も、1人で残って徹夜して作って「え?もうできてる!」と驚かれる瞬間は超ワクワクしました。 サプライズを仕掛けて、びっくりした後の笑顔を見るのがたまらなく好きだといういのっちさん。
 コーチングのセッションの後に、「あ!」と何か気づいた顔をしてくれるのを見るのも同じように大好きです。
誰かの夢を応援するのが今の自分の夢なのだ…そう思ったいのっちさんは決意しました。
起業しよう!そしてみんなの夢を応援しよう!

 こうしていのっちさんは2013年5月、新会社を設立しました。
会社名は「パーソナルハピネス株式会社」なんだか社名を見るだけで、幸せが溢れてくる感じです。

 30年勤めた会社を辞める時は不安だらけでしたが、今は自分のやりたいことを思い切りやるぞ!というワクワク感でいっぱいです。

 新会社においてまずやろうと思っていることは、ゲーム会社専門のコンサルタントです。やはり30年間お世話になったゲーム業界に恩返ししたい、その思いが強いのです。そして、経営コンサルというよりは、自分のリソースを使って開発チームをよくしていきたいと考えています。いのっちさんは、コーチング、カウンセリング、プロジェクトマネージメントという3つを組み合わせて、超ワクワクチームを作ろう!そう思っているのです。

 もちろん、今はチーム一人です。でも、いつも一人から素晴らしいものを作り出して来られたいのっちさんだもの。きっと一人、また一人と仲間が増えて、すばらしいチームが構築されていくことは疑いの余地がないでしょう。

 もちろん、写真の腕を生かすことも忘れてはいません。プレゼンをワンストップで作ることも手がけていこうと思っています。
 コーチングやカウンセリングによってストーリーを描き、それに合った写真を撮り、動画を編集する。そういう一連の作業がやれるのもいのっちさんの強みです。その強みを生かしたプレゼン作りを手がけていきたい、そう思っています。
 
 今はこれから始まる新生活に向けてワクワクが止まらないいのっちさんなのでした。

 凝り性のいのっちさんは釣りや自転車の趣味も半端ではありません。自転車は部品から組み立てるほどです。釣りのために一級船舶の資格も取りましたし、テニス、ゴルフ、スキーの腕も半端無いのです。ドラムを叩いたり、サンバチームに所属して浅草サンバフェスティバルに出たり、とにかく興味の幅は広く、しかもやり始めると趣味という領域で終わらないのがいのっちさんのすごい所。

 でも、やっぱりいちばんワクワクするのは、誰かの笑顔を見たり、誰かが夢を実現に近づけるお手伝いをすること。
 ゲームをずっと作ってきた技術者としては物事を楽しくしたいという思いはもちろんあるけれど、今は、物事よりも世の中を楽しくしたいという想いの方が強い。だからモノではなく、人に焦点を当てた会社を立ちあげられたのですね。

 これからもとびきりのサプライズでみんなをあっと驚かせるであろういのっちさん、どうぞそのステキな笑顔でたくさんの夢を応援してあげてくださいね。
そしていのっちさんの新たな船出を、たくさんの仲間がこれからもずっと応援し続けることでしょう。私もその末席に加えていただければ幸いです。

たえちゃんに渡す写真_その_ (1).jpg
いつも笑顔のいのっちさん

写真 13-01-19 7 35 32.jpg
サプライズ好きのいのっちさんが送ってくださった写真集
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