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今日の人82.仲山進也さん パート.2 [2012年12月26日(Wed)]
パート.1から続きます。
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 正義感が強くて、検事になろうと思っていた仲山さん。でも、ある出来事がきっかけになって、検事になるのはやっぱりよそうと思いました。どんな出来事がきっかけで…?

 ある日実家に泥棒が入りました。警察が来た時、お母さんに尋ねたそうです。
「子どもさんは?」
お母さんは答えます。
「うちはみんな大学で道外だから、ここにはいません」
すると、警察官はこう言ったのです。
「なんだ。じゃあ、無理だな」

 つまり、まずは子どもを疑っていた!
 その時、仲山さんは思いました。警察と検事は同じような立ち位置だろう。だとすると、検事って、まず人を疑う仕事なんだな。…それで一気に検事という仕事への憧れが失せてしまったのです。それに、そもそも受験勉強というものが嫌いだった仲山さん。大学も推薦で入ったので、司法試験をそこまで根性入れて受けたくなかったし、検事が嫌だからといって弁護士に、という気持ちもさらさらありませんでした。

 もう一つ、仲山さんにとって大きなきっかけになった出来事があります。
 仲山さん、それまでソフトボール大会しかなかった大学のゼミの委員会で、ミニサッカー大会を企画。予算がないから勝手にやってくれと冷たく言われましたが、めげずにやりました!最初はグラウンドもない、と言われますが、ハンドボール用のグラウンドが当日場所取りをすれば使えることが判明。早起きして場所取りをし、手作りのビニールテープによるゴールネットを作り(見事にバリっと破けたけれど)なんと13チームものエントリーがあって、ミニサッカー大会は大いに盛り上がりました。

 最後は突然の大雨で決勝戦が流れてしまったけれど、解散するときにゼミの人がやって来て一言、「(ミニサッカー大会を)やってくれてありがとう。めちゃめちゃ楽しかったよ。ホントにありがとう。また絶対やってよね」と言って、手を差し伸べて握手を求めてくれました。
それがめちゃめちゃ嬉しかった仲山さん。人に楽しんでもらえて、ありがとうと言ってもらうことって、こんなに嬉しいものなんだ!

 その感動が仲山さんの進路を変える大きな要因になったそうです。司法試験に受かっても、人に楽しんでもらってありがとうと言ってもらえることは少なそう。それもあって、司法試験を受けるのはやめて、就職活動することにしました。
 
 そして大手電機メーカーに就職した仲山さん。でも、どうしても、何かを自分でやっているという実感が持ちにくかった。大きな会社の大きなプロジェクトの一部だから、いたしかたないのかもしれない。でも、ワクワクしない。
 
 そんな時にかつての仲間に誘われたのが、当時社員10人くらいのインターネットのべんちゃーな会社、そう、今の楽天の前身の「エム・ディー・エム」という会社でした。そして、インターネットのことをまともに知らないまま、三木谷さんと雑談して、入社することになった仲山さん。
 その後の楽天の成長ぶりは推して知るべし。
 
 仲山さんは、楽天の初代ECコンサルタント9人の1人となり、2000年に「楽天大学」を設立するなど、楽天市場出店者37,000社の成長パートナーとして活動中。Eコマースのマーケティングのみならず、楽天が20名から数千名の組織に成長するまでの経験をもとに、人とチームの成長法則を体系化。2008年に創業した仲山考材株式会社では、メーリングリスト型の戦略脳・企画脳トレーニングプログラム「私塾主宰者養成考座(通称:私塾ゼミ)」を主宰、志と伝道スキルを併せ持つ「私塾士型ファシリテーター」の育成に注力していらっしゃいます。

 そんな仲山さんにとっての褒め言葉は「変わっているね」と言われること。「普通だね」は絶対言われたくない言葉です。例えば、自分が講座をやった時のアンケートで、
「とても満足  満足  普通   やや不満  とても不満」
という項目があったとしたら、不満と書かれるより、満足と書かれる方が嫌だとおっしゃいます。みんな大人だから、まぁ普通と思っていたら、きっと満足に◯をつけるだろう。そして、不満だったら、その理由を書いてくれるけど、満足だとそれを書くこともない。響いてない感じが伝わってくるから、多少落ち込むそうです。そんな風に凹んだときの立ち直り方は、「まぁ、いーか」と思うこと。このアウトプットで響かないならしょうがない。響いた人にフォーカスできればいいかな、と思うことにしています。
 それに楽天の日々はかなり激しい日々なので、いちいち落ち込んではいられないと仲山さん。

 とにかく0から1を生み出していく仕事がワクワクしてたまらなく好きな、考える人なのです。
 
 そんな仲山さんが今、注目しているのは岐阜県!
岐阜県は今、とっても熱くてイケてるのです。何がイケてるかって、県庁がベンチャーを育成していて、ネットショップのトレーニングをやっていたり、高校生とネットショップがコラボして、ベーグルを開発し、ネットで3日間で7000個売り上げたりしている。
 
 行政の人は、すぐに地元の県産品を…と考えるけど、それじゃ絶対うまくいかない。岐阜発のベーグルだってレディ−スファッションだっていいわけで、大事なのはみんなで試行錯誤すること。みんなが思いを持ってワクワクしながら試行錯誤すると、みんながうまく行き始める!
 
 ちょっと、いつも地元の名産品をPRすることばかり考えているそこの行政の人、聞きました?これってホントに大事なことですよね。

 こんな風にいつもワクワクする仕事をしている仲山さんが気をつけていることがあります。それは、ワクワクしすぎてどっぷり症候群に陥らないようにすること。
 仲山さんは、ヴィッセル神戸のネットショップも任されていたのですが、ある年のヤマザキナビスコ杯の時にJリーグからポスターが何十枚か配られました。さあ、どうしようかな、これ、と思っていた時に、「ネットショップでプレゼントに出すのはどうですかね」という案が出て、そうすることに。すると、申し込み欄のコメントの熱いこと熱いこと!!

 サッカーに囲まれた環境の自分たちには気づかないけれど、外の人から見るとそれはとびきりキラキラの価値があるのだ!
 だから、俯瞰する目も忘れずにいる仲山さんなのでした。

 でも、やっぱり仲山さんは、基本ワクワクな人なので、仕事と仕事でないものの区別がありません。なんでも楽しい。そして、そんな仲山さん最近楽しんでいることのひとつは、自宅にあるレモンの木を育てること。これは、三重県の苗木屋さんが楽天でレモン部として販売したレモンの木。仲山さんはレモン部1期生。レモン部の規則は、月に一回レモンの写真を撮ってUPすること。そうすると、店長が部活の顧問としてコメントをくれるのです。同じレモンの苗が三重から全国へ旅立ち、そしてそれぞれに成長していく。そんなレモン部の部員向けのメルマガもとても味があります。ある時のメルマガには「結果と成果」について書いてありました。植物が実をつけることが結果。食べてみておいしくなかろうとそれは結果。それに対して、成果は、結果の中に作り手の思いが出た時に成果となる。
…そんな話を聞くと、私もレモン部に入部したくなるなぁ。
 
 仲山さんの志は世の中を元気にすること!そして、子どもが憧れる大人を増やすこと!イチローに憧れるみたいに、自分のお父さんやお母さん、近所のおじちゃんやおばちゃんに憧れる子どもたちを増やしたい。そのためには大人がキラキラしていないと!
 私もそんなキラキラした大人を増やしたいなぁと心から思います。まずは私もキラキラしていなきゃ。
 
 仲山進也さん、これからもたくさんのワクワクを生み出してくれるであろう、ステキな方でした。きっと、仲山さんの息子さんは、「お父さんみたいな大人になりたい!」そう思ってるにちがいありませんね。

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