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「暮らしやすさの10の指標」リーフレットが完成しました [2012年08月28日(Tue)]

tomoni.JPG「社会的責任に関する円卓会議」の4つのワーキンググループの1つ、「ともに生きる社会の形成」WGから有志で活動している指標づくりチームでは、マルチステークホルダーで「誰もが暮らしやすい社会」の実現に向けた課題解決に取り組んでいます。

※「社会的責任に関する円卓会議」にはNGO/NPOグループからの代表協議者のひとりとして、ダイバーシティ研究所が参画してきました。

* * *

その指標づくりチームでは、ともに生きる社会の実現のためのツールとして「暮らしやすさの10の指標」を作成しました。このチームでは、

「性別や年齢、民族、国籍、障害の有無にかかわらず、誰もが「ちがい」を認め合い、ひとりひとりが多様な生き方を自らの意志で選択することができる社会」

を「ともに生きる社会」だと考えます。

その実現に向けて取り組むべき課題を3つに整理しました。

  1)「ちがい」を認め合い、互いを支え合うことにより
    誰もが人間らしく幸せに暮らせる社会の形成
  2)「多様な選択のある働き方」を可能とする社会の形成
  3)「ともに生きる社会」に沿った商品・サービスのある社会の形成

この3つの課題にそって、どのような指標がその実現を目指すための「ものさし」になるかを検討し、結果、『暮らしやすさの10の指標』になりました。それぞれの指標が表す「あるべき社会」を、数値に置き換えることで、課題解決の計画策定や成果測定ができることを想定しています。

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1)「ちがい」を認め合い、互いを支え合うことにより誰もが人間らしく幸せに暮らせる社会の形成
  1.性別、年齢、障害、国籍のちがいを認め合い参画できる社会
  2.子どもを産み育てやすい社会
  3.排除されない社会

2)「多様な選択のある働き方」を可能とする社会の形成
  4.ライフステージに応じた働き方を選択できる社会
  5.不合理な差別・格差のない社会
  6.仕事の場所・時間を選択できる社会
  7.新しいチャレンジのしやすい社会

3)「ともに生きる社会」に沿った商品・サービスのある社会の形成
  8.移動しやすい社会
  9.誰もが使いやすい商品・サービスのある社会
  10.消費者被害から救済され、拡大・未然防止できる社会
---------------------------------------------

・「暮らしにくさ」の解決のための 6つのステップ
・「暮らしやすさの10の指標」の使い方 Q&A
・「ともに生きる社会」づくりへの応援メッセージ

については、ぜひ、リーフレットをダウンロードをご覧ください。

→暮らしやすさリーフレットカラー印刷用PDFはこちら
→モノクロ印刷に適したPDFファイルはこちら

また、「社会的責任に関する円卓会議」のサイトからは、総会資料としてダウンロードできます。
http://www.sustainability.go.jp/forum/meetings/archives/120626_gm.html

特に、リーフレットの最後のページに掲載した「ともに生きる社会」づくりへの応援メッセージ

「人口減少、少子高齢化は私たちの避けられない未来。爺力、婆力、外国人の力を『社会のちから』にして、男女みんなで参画する社会に」池上清子さん(日本大学大学院総合社会情報研究科教授。前・国連人口基金(UNFPA)東京事務所長)

「就労困難者を社会から排除することにコストをかけるより、包摂する方が社会全体の生産は高まる。合理性の視点から考えよう」中島隆信さん(慶應義塾大学商学部教授)

「誰にでも使いやすい製品・サービス(共用品・共用サービス)に必要なのは、ちょっとした配慮や工夫。まず、誰にどんな不便があるのかを知ろう」星川安之さん(財団法人共用品推進機構専務理事・事務局長)

は、短い文章の中に一読以上の価値があります。ぜひ、読んでみてください。

今後もマルチステークホルダーによる指標づくりチームでは、この指標を活用した地域比較、データ分析、先行研究の整理等をおこない、「ともに生きる社会」に向けた活動を推進していく予定です。

また、地域で、市町村でこの指標を活用してみたよ!という事例があればぜひ、教えてください!

文責・前川典子