• もっと見る

«心の栄養という名のフィードバック | Main | 強烈な感動をプレゼントする»
最新の記事
カテゴリー
<< 2011年06月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新のコメント
ちちにい
サービスグラントLOUNGEレポ (07/22)
案外知られていない御法度 [2009年05月01日(Fri)]


進行段階で、やってはいけないこと、というのがあるんです。
これはデザイン業界の常識なんですが、
案外、NPOのみなさんにはなじみの無いこと、
認識のないことかと思いますので、書いておきますね。

御法度(禁止事項)とは知らずにやってしまい、
デザインボランティアの気分を害して、トラブルに発展することのないように。

その御法度とは・・ボツ案の扱いに関することです。
結論から先に言うと、
採用されなかったデザイン(ボツ案)を無断に使用することは、ダメ、絶対。
ということです。

デザインの方向性を検討するために、
デザインボランティアから複数案、デザイン提案があがってくる場合があります。
(1案に全精力を入れ、複数案出さないことをポリシーとする方もいらっしゃいますが)

どれもこれも魅力的で、ひとつに絞るのが惜しい・・
という気持ちを抑え、なんとか1案に絞るとします。

採用されなかったデザイン案がいくら魅力的だからといって、
別の機会に、そのデザインボランティアさんに相談もせずに、
転用/改変したりすることは絶対やめてください。

それは、盗用という行為になります。

ボランティアさんは組織の一員だから、
彼らが制作するものは、組織の共有物である・・という考えも
気持ちとしては分からないでもないです。
でも、その理屈を通すとするならば、仕事を始める前に、
そのことを確認/承認をとるようにしてください。

デザイナーの気持ちとしては、不採用となったデザインは、
その仕上り段階にもよりますが、不完全なものであるという認識です。
不完全なものを、大勢の前に出すというのは心苦しいものがあります。

また、企業の競合コンペにおいても、
ボツ案の盗用というのは、アイディアを盗む行為と見なされ、
非常に卑しい行為をした企業というレッテルを貼られます。

なので、ボツ案に関しては無断転用/改変は御法度ということで
覚えておいていただくよう、お願いします。


じゃあ、完成品については・・・?

これも実は、トラブルの種がないとは言い切れません。
特にロゴやキャラクターなど、他媒体に転用する可能性があるものは
注意が必要です。

というのも、著作権という問題が出てきてしまうのです。

著作権については、少々やっかいです。
本当は初期段階、つまりは依頼の段階で明確にしないといけないことなのですが・・

今回制作するものが、

 ・著作権を含めたデザインの譲渡(寄付?)なのか?
 ・著作権はデザイナー側にあり、ライセンス形式(媒体毎の承認)とするのか?


早い段階で明確化/明文化すればトラブルを避けることができます。

デザイナーにとって、制作物は我が子のようなものです。
著作権をどのような扱いにするかを初期段階に合意を得ないと、
後々面倒な事になりかねません。

ロゴやイラストを、Tシャツやバッジ、ステッカーなどに転用し、
それを物販するようなことがあるのならば、より一層合意が必要だと思います。

「転用したことや物販することを伝えたら、使用料を請求されないか心配・・」
なんて気後れしてしまって、
結局デザインボランティアに対して事前承諾/事後報告もしないことが一番ダメなケースです。
その時点で、信頼関係が崩壊しちゃってますよね。

「今回のデザインは誰のものなのか」
早期の段階で合意をとることを強くお勧めします。
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント