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ちちにい
サービスグラントLOUNGEレポ (07/22)
修正の流儀 [2009年04月15日(Wed)]


出てきたデザイン提案に修正を入れていく際、
「こんなに修正指示を出したら、気を悪くしないかなあ?」
なんて、遠慮ぎみになっていませんか?

以前の記事でご紹介した、
デザイナー御用達の雑誌「デザインの現場」の「デザインの頼み方・頼まれ方」特集から、
修正についての興味深い言葉を引用したいと思います。


修正がクリエイティブをタフにする

これは、アートディレクター 佐野研二郎氏の言葉です。
auのLISMO、日光江戸村のニャンまげ、TBSのTブーSなど、
日本にポジティブでユーモアなデザインを発信し続けている売れっ子クリエイター。

さらに、
いろんな方面から出てくる意見や修正を通じて、
クリエイティブがタフになり、より強い表現になっていく・・・

と彼は語っています。


もしあなたがデザインボランティアに対して修正指示をする際に、
引け目を感じてしまうことがあれば、ぜひこの言葉を思い出してください。

1人や2人、ましてやつくり手だけの狭い視点で生まれたデザインなんて、
多くの人の共感を得られるわけがないわけで。
そんなデザイン、自己満足以外なにものでもありません。
だって、これからつくるものは芸術作品じゃなくて、広報ツールですよね?

情報発信者であるNPOからの視点、ターゲットからの視点、
デザイン視点、同業他団体との差別化視点など、様々な視点からチェックを行い、
もまれる過程を経てこそ、切っ先鋭い表現が生まれ、
読み手の心を打つデザインにつながるのだと思います。

なにもダメなところ、NGなところを改善するだけが修正ではなく。
ネガティブ要因を除去するためのネガティブチェックの他に、
いいところ、効果的なところなど、ポジティブ要因をより強くするための、
ポジティブチェックというものも存在します。

出てきたデザインの悪いところを良い方向に軌道修正し、
良いところをより良く軌道修正する。
この2つのチェックを効果的に使い、よりよい修正作業につなげていきましょう。


そして、デザインボランティアへ修正の指示をする際に、
伝えるべき重要な情報が、ひとつあります。
それは、「理由」

なぜ修正するのか、なにが悪いのか、という理由を明確に、
デザインボランティアへ伝えましょう。

「うーん、なんとなく」
「ビミョーなフィーリングで」
といった漠然とした理由づけは、誤った修正作業につながる恐れがあります。

そんなばくっとした修正指示をしてしまうNPOの真意を引き出すってのも、
デザイン側の手腕と言ってしまえばそのとおりなんですけれどもー・・
理由が明確であれば、他の修正策も代替案として
デザインボランティア側から提案してくる可能性だってあるわけです。


最後に。
あまりにもデザインに走り過ぎたデザインがあがってきた際の対処法をひとつ。
アムネスティ・インターナショナル日本さんへのヒアリングで、
そのコツを教えていただきました。

曰く、
そんな時は、全て否定せずうまくガス抜きができるような修正をお願いするようにしています。
全て不採用にせず、別の場所で活用するなど、
デザイナーさんのやる気を損なわないよう配慮しています。

とのことです。

進行段階においてはデザインボランティアコーディネートだけでなく、
組織内部調整などいろいろと気を遣ったり、胃が痛くなるくらい大変だと思いますが、
デザインが仕上がるその日を目指して、なんとか乗り切っていきましょう!
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