2019年から継続している国際非営利会計基準策定の、161か国が関与している世界的なビックプロジェクト(IFR4NPO)は、コロナの影響でずっとオンラインの会議が開催されてきました。
今回、マレーシアのMalaysia Accounting Standards Board(MASB=マレーシア会計基準委員会)のイニシアティブで、アジアで初めてのリアルによるラウンドテーブルが開催されます。
議題はこちらです。
2019年から6年計画で始まったこの国際的ビックプロジェクトですが、コロナの時期と重なり会議はオンラインで行われていました。
今回、MASBの主導でリアル会議が開催されることは画期的なことです。
日本の非営利会計が混乱状態にあることもあってか、この分野でも日本のプレゼンスが少ないことが残念です。
しかし、強制的な非営利会計が乱立する日本には直接関係しないかもしれませんが、このような世界的な非営利会計議論は非営利会計を考えるうえで非常に重要な論点をたくさん提供してくれます。