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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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第5回フィランソロピー大会OSAKA 「非営利組織の挑戦と課題:大阪大連合へ向けて」のご案内 [2023年12月12日(Tue)]

大阪府・大阪市の副首都ビジョンに基づいた「民都・大阪」フィランソロピー会議が主催する第5回フィランソロピー大会OSAKAのご案内です。

 「民都・大阪」フィランソロピー会議は日本で最初の地域での財団・社団の集合体である大阪財団・社団連合会を昨年発足させ、その第一歩を踏み出すことができました。

 本年は、渡邊繁樹大阪府知事のご挨拶をはじめ、ゲストとして、非営利の事業に積極的に、VRやロボットを活用している、社会福祉法人弘陵福祉会理事長溝田弘美さんのお話や大阪財団・社団連合会会長の堀井良殷さんのお話を受けてパネルディスカッションを実施します。

thumbnail_IMG_4260フィランソロピー大会.jpg



参加費無料でZOOMだけのオンライン開催となります(限定100名まで)。


参加登録は以下からお願いいたします。


このミーティングに事前登録する:

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZMsdu2ppzgjG9Ovyxo3K4WtK5XIS3kkLTjD


登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。

   



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12月13日内閣府主催〜「新しい時代の公益」に向けた創造と連携〜の開催について(申込期間延長) [2023年12月10日(Sun)]

 内閣府主催の下記フォーラムですが、申し込みは、12月12日12時までとなっています。まだ間に合いますので、是非ご参加を。

20231213forum01内閣府.png

 今後の公益法人等制度改革に関心のある方なら、どなたでも参加できます。

 参加費無料、ぜひお気軽にご参加ください。


〇〜「新しい時代の公益」に向けた創造と連携〜

           公益法人等制度改革に関する対話フォーラム

 日時:令和5年12月13日(水) 13:00〜15:30 

 場所:会場参加 300名  

     国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟小ホール

       (東京都渋谷区代々木神園町3番1号)

       小田急線 参宮橋駅下車 徒歩約7分

       地下鉄千代田線 代々木公園駅下車 徒歩約10分

 内容:1.  公益法人等制度改革に関する基調報告

    2.  公益に携わる各界有識者によるディスカッション


参加申し込みについて
今後の公益法人等制度改革に関心のある方ならどなたでも参加できます。(参加無料)

@会場参加を希望の方は以下オンラインフォーム又は二次元バーコードから申し込みをお願いします。(申し込み期間を12月12日12時までとしました)

https://forms.gle/uAb7hrFQRvatsVBNA

AWeb(Zoom)参加について応募状況に鑑み、申し込みを再開いたしました。
 Web(Zoom)参加を希望の方は以下オンラインフォーム又は二次元バーコードから申し込みをお願いします。(申し込み期間を12月12日12時までとしました)

https://forms.gle/JDKygVGqhFiS2pr56

 なお、一度Web(Zoom)参加で申し込まれた方で、会場参加に変更可能な方は、お手数ですが、再度会場参加のフォームより申し込みをお願いします。(その場合、Web(Zoom)参加の取り消し等の手続きは不要です)


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インパクト投資ウェビナー「民間財団とインパクト投資 〜 米国の事例から学ぶ」 [2023年12月09日(Sat)]

インパクト投資ウェビナー「民間財団とインパクト投資 〜 米国の事例から学ぶ」のご紹介



「インパクト」を中心に据えた資金提供のあり方(株式、融資、債券)への機運が日本国内で高まっています。「新しい時代の公益法人制度の在り方に関する有識者会議」でも大きな話題の一つとして取り上げられています。

              cover-lvDIjoIynLylLLdfd4ElCYY081SXuTvインパクト.png

 

ただ、一方で、国内において「インパクト」の用語を見ただけで避けたいと考える方も多いように思います。

 

どちらの立場に立ってもよいと思いますが、海外の事例を知ることは有益なはずです。

 

今回、米国だけではなく、海外においては、民間財団が、インパクト投資を社会課題解決のために活用する取り組みが大きく注目されています。


今回、一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(SIMI)が主催して、ロックフェラー財団のの戦略学習&インパクト・ディレクターであるサーシャ・ズーエバ氏に、米国の民間財団全般や特にロックフェラー財団がインパクトの推進において果たしてきた役割についてお話を聞くウェビナーを開催するようです。是非、この機会にインパクト・ファイナンスのことに理解を深めてはいかがでしょうか?


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