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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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大阪府公益認定等委員会がウクライナ難民支援とFATFでメッセージ [2022年05月23日(Mon)]

大阪府公益認定等委員会が


ウクライナ避難民支援に関する委員会メッセージ.pdf


及び


公益法人等に係るテロ資金供与等の防止について.pdf


を 公表しております。


後者はFATFに関するもので、未だに問題意識が共有されていないような印象を思っております。


ウクライナ支援とも無関係ではありません。


是非、参考にしてみてください。


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公益財団法人公益事業支援協会が公益活動に関する論文募集(賞金100万円) [2022年05月16日(Mon)]

公益財団法人公益事業支援協会(理事長千賀修一)が、提言の論文を募集しています。



(1)公益活動を推進してどのような事業を行って成果を挙げ、今後より発展させるためにどのような取り組みをするかについての提言。

(2)先見性に富み、民間人による柔軟かつ機動的な活動を展開し、公益の増進を実現することについての提言。



趣旨

 21世紀に入り、グローバル化が急速に進展し、世界的規模で産業が再編され、市場原理重視、規制緩和で利益第一に考える社会構造となり、貧富の差が広がり、自殺者が増え、子供の貧困も大きな問題となっています。

 このような社会を変革するためには、公益活動がより活発に行われることが必要であることから、上記の要領で懸賞論文を募集するとのことです。


賞金は最優秀賞100万円をはじめ大型です。

是非奮って応募してみてください。


詳しくは下記をご覧ください。

https://www.pusa.jp/sweep/index.html


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公益法人協会が精力的な三冊の報告書の発行 [2022年05月14日(Sat)]

公益財団法人公益法人協会が

  1. 民間法制・税制調査会報告書
  2. 公益法人のための「ESG投資研究会」報告書
  3. 新しい公益信託の活用に向けた勉強会報告書

を立て続けに発行しました(発行日はいずれも2022年3月)。


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