公開で作り上げたガイドラインを、非公開議論で変更することなかれ
[2018年05月19日(Sat)]
非公開の研究会からは混乱しか生まれない
内閣府の会計研究会が報告書案を発表し、パブリックコメントを募集中です。 会計研究会については、 @一切の議論及び資料を非公開・非公表で研究会を行っている。 Aガイドラインに相当する部分をガイドライン策定時の関係者を一人も交えずに議論している。 B法令解釈に相当する部分を会計関係者だけでしている。 以上のような特徴を持ち、改善の必要性を本ブログでたびたび指摘してきたところです。 さらに、 名目上は緩和策を目的としていながら、規制強化策を同時に組み込んでいるため、民間側は混乱に陥り、公益法人協会ですら対応がおかしなことになりました。 残念ながら今回もこれまでと同じ轍を踏んでいます。 今回は公益法人界あげて白紙撤回を要求するなど抜本的な対策を講じないと本制度が崩壊しかねないところまで来ていると思います。以下、今回の報告書を例にとり、解説していきます。 |
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