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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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雑誌『公益・一般法人』の誌名が『月刊公益』に [2025年04月06日(Sun)]

 新年度が始まり、いよいよ公益認定法の改正法が施行されました。公益の増進という法の趣旨に沿って公益法人の存在感がこれまで以上に増すことを祈っております。


 公益法人の皆様にはなじみの深い、全国公益法人協会の機関誌『公益・一般法人』の誌名が『月刊公益』に変更となりました。これまでも原則的に月2回発行でしたが、その発行頻度は変わらず、誌名だけが『月刊」となり、より雑誌らしい名称となりました。



月刊公益1.png

 また、ホームページも一新されています。

ホームページの中で私たちの想いとして以下のように記載されています。


 「全国公益法人協会は、1967年の設立以来、「公益活動の時間を取り戻す」という活動理念のもと、公益法人・一般法人の抱える様々な課題やお悩みを解決したいという強い信念を持ち続け、公益活動推進のサポートに携わってまいりました。

50年以上にわたる活動の中で、私たちの想いに賛同いただける各業界の先生方が結集し、業界最高水準の知識と経験を有する顧問チームを作りあげ、公益法人・一般法人を支援する事業者としては国内トップの利用登録数となる約3,000法人が利用登録されるに至りました。

私たちはこれからもスタッフと顧問チームが密に連携し、時代の変化やニーズに合わせた有益な情報収集と発信に努め、ご利用者さまへのさらなるサポートのために邁進いたします。」


改正法に合わせていろんな情報が届くといいですね。

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