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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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不認定案件の検討論文 [2017年03月03日(Fri)]
全国公益法人協会『公益・一般法人2017年3月1日号』に関西学院大学の岡本仁宏教授の「注目“答申”でみる行政庁の法人監督最前線―不認定・是正勧告に焦点を当てて―」の論考が掲載されています。

このところ、不認定・移行不認可の答申・処分が多くて気になっていたところなので、大変、参考になりました。



案件としては

一般社団法人うちナース
一般財団法人日本尊厳死協会
一般財団法人かわさき市民しきん

です。

また、勧告として以下の公益社団が取り上げられています。
公益社団法人松戸青年会議所
公益社団法人千葉青年会議所

「公益認定等委員会・合議制機関の活動に対して、批判も含め盛んな議論が行われることこそが、この市民社会と国家のとの接点に位置を占める同機関の存立基盤を強化し、翻って民間非営利セクターを強化することにもつながるだろう」という信念によるものです。

なお、まだ未刊ですが、公益法人協会の雑誌『公益法人3月号』にも同様の観点からの論文か寄稿されているということなので、併せて読みたいものです。

なお、小生自身は移行不認可案件の理由書について、重大な論点があると考えますので、いずれご紹介したいと考えています。
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コメント
少し遅れて公益法人協会の『公益法人』3月号にも岡本先生が「注目すべき答申でみる行政庁の法人監督最前線:不認定答申・勧告に焦点を当てて(前編)」を発表しています。読み応えがあります。
Posted by:出口  at 2017年03月06日(Mon) 16:08
新公益法人制度では、認定時には理由を公表せず、勧告や不認定理由だけが公表され蓄積されていきます。したがって、時間軸に対して、少しづつ認定の幅が狭くなる危険性があります。言い換えれば、認定したものは前例としての情報力は小さく、不認定の案件の情報量は極めて大きくなるということだと思います。注意してみていく必要があります
Posted by:出口  at 2017年03月06日(Mon) 16:07