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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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2月20日「公益活動増進の日に」高角事務局長が改正公益認定法の解説に登場 [2025年02月11日(Tue)]

 公益法人に関する大阪の中間支援団体である大阪財団・社団連合会(会長堀井良殷)は、「民都・大阪」フィランソロピー会議の提言を受けて誕生した、全国で初めての面=地域ベースの中間支援団体です。


公益法人は100年以上にわたる省庁別の設立許可・監督体制(これを主務官庁制といいます)にありましたので、縦の結束や中央での結集はあっても、「面=地域」での結集はほとんどありませんでした。


大阪財団・社団連合会は、主務官庁制度の廃止があっても残存する、「主務官庁文化」を打破し、真に公益のための積極的な活動を支援する地域ベースの中間支援団体として、大阪以外の都道府県のモデルにもなるように活動をしております。


この度、大阪財団・社団連合会は2月20日(木)に「公益活動推進の日」として、オンラインの無料イベントの形で、改正公益認定法の解説、休眠預金における「投資」プログラムの活用方法、遺産寄附の実務、若手による公益法人設立の事例などを紹介します。


今回の公益認定法の改正の趣旨である「公益法人の活性化」を強く意識したイベントとなり、「大阪こそ拓け 公益法人新時代」のタイトルで実施いたします。


特に改正公益認定法の解説については、内閣府公益認定等委員会事務局長の高角健志さんが直接行っていただけることになりました。



大阪の公益法人の方々はもちろんのこと、大阪以外の方々、これから公益認定を目指そうとする方々、公益法人に関心がある方々も参加は可能ですので奮ってご参加ください。


なお、他の職業があっても、公益法人関係の理事・監事・評議員・社員などの肩書がある方はなるべくその肩書を記載してご参加いただくようお願いいたします。


参加方法:下記のURLまたはQRコードからグーグルフォームを開いてお申し込みください。後日、参加URL(TEAMSになります)を送付いたします。参加費は無料です。

https://forms.gle/Y5Gew5MLTj7as2x4A


2025 公益推進の日QR_068823.png


プログラム(敬称略)
2月20日(木)

9時30分 オンライン 入室

10時00分 午前の部 開 会    

 新しい公益法人制度

  内閣府大臣官房公益法人担当室長

  内閣府公益認定等委員会事務局長

       高角健志

(なお、国会対応でやむを得ぬ場合には別の方となります)

12時00分   休憩(ご希望の方はランチタイム懇談を)

13時00分   午後の部会 開始

  遺産を公益活動に活かすには

     日本財団遺産寄附サポートセンター

          チームリーダー 木下園子


14時10分 

  若い力で地域の活性化

  (公財)泉北のまちと暮らしを考える財団

         理事長 寶楽陸寛

15時10分

  公益法人として出資を活かすには

  日本民間公益活動連携機構JANPIA

     出資事業部長 小崎亜依子


16時10分 終了予定  

(いずれも20分から30分程度の質疑・意見交換の時間をとっております)


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