• もっと見る

民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


<< 2024年09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新記事
月別アーカイブ
公益認定等ガイドライン(素案イメージ)に関する意見募集 締切り近づく [2024年08月14日(Wed)]

新しい「公益認定等に関する運用について」(公益認定等ガイドライン)(素案イメージ)に関する意見募集の締切り(8月16日)が近づいてきました。


素案についてはこちらからご覧になれます。

https://www.koeki-info.go.jp/regulation/pdf/20240729_iken.pdf


今回は、素案が固まる前の段階で、意見を募集しています。

是非、公益法人関係者またはこれから公益法人を設立しようと考えている方々はご意見を出してみてください。


「箸の上げ下ろし」の指導をやめるというキャッチフレーズで110年ぶりの公益法人制度改革が2006年に行われましたが、「民間の」公益認定等委員会だったはずですが、役所以上に口をはさみ、「箸の上げ下ろし」は「つまようじの上げ下ろし」に変わったという意見も出てきております。


立派な理念に基づく法改正ですが、ステレオタイプの公益法人ではない全く新しい創意工夫に基づく法人に対しては、とりわけあれやこれやの追加資料のオンパレードでした。


 今回のガイドライン案はそのことに対する一定の歯止めも目的としているようにも思います。

 しかし、問題はその狙い通りになるのでしょうか?


 是非現場からの声を出してください。


意見はこちらから表明できます。

https://form.cao.go.jp/koeki/opinion-0044.html


以前に比べると、各段に意見を書き込みやすいフォームとなっております。


トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント