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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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ブログ直属の監督目安箱 [2015年03月29日(Sun)]
ブログ直属の「監督目安箱」を設けます。


会計研究会のメンバーは大変気の毒な立場にありました。(会計専門家が必ずしも知っている必要のない)ガイドラインに対しての正確な情報提示がなされなかったものと推察されるからです。「ガイドラインに掲げられている」と記載されている内容がガイドラインに記載されていないわけですから。これを単純なミスとして処理することは適切でありません。収支相償の根幹にかかわる部分で、当然、監督上のスタンスにも影響してくる問題です。




 このことは、現行制度が使いにくいという法人側の認識が正しいとした場合に、その大きな要因の一つとして制度運用上の誤解というものが大きく浮上したことになります。

 ところが、現在では、むしろ、「制度がそもそもおかしいのだから、法改正を」という声が高まっています。この声は公益法人協会及び全国公益法人協会の双方に出てきています。もちろん、制度は必要に応じて変えていくべきものでしょう。しかし、小生としては、これはとても直ちに受け入れることができません。会計研究会の報告書は、「制度そのものではなく制度の運用にこそ課題」があった可能性を堂々と証明してくれているからです。



 このことを批判の材料とするのではなく、制度の正常化へ向けて、次のステップに進むことも大事かと考えます。好転している委員会は、そのことを真剣に議論しているものと思います。行政庁が運用を誤ることがありうることを前提に、その誤りを最小限にする仕組みを作り上げていくことが大事でしょう。


  ”I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward.” Thomas Edisonの言葉です。


 そこで、委員会も検討するのではないかと思いますが、今回の件を極めて重要視するために、本ブログではブログ直属の「監督目安箱」を設けようと思います。


 法人は行政庁との関係では痛ましいほど弱いものです。「おかしな指摘とわかっていても、従うしかない」という声も聞きました。しかし、その小さな妥協が累積していくと、結局、不特定多数の人たちの利益を失わせることになってしまいます。そこで、このブログを使って「おかしな監督だ」と思うことの情報をお寄せください。その情報は、法人にも行政庁にも役に立つ情報だと考えます。また、小生の研究の一環ともさせて頂きます。


具体的な方法としては

@ こちら<deguchi(at)minpaku.ac.jp>へ、メールしていただく方法(atを@に変換してください。)

A 【監督目安箱】と書いて、このブログにコメントを書いていただく方法


以上、二つを用意しました。

@ は非常に簡単ですが、小生に対してそちらのメールアドレスが分かってしまうという欠点があります。件名に監督目安箱とお書きください。

A は、本ブリグのコメントは、スパムをチェックするために、コメントを記載しても自動的に公開されるようにはなっておらず、一旦小生が確認するようなシステムとなっております。また、コメントをする時に、メールアドレスの記入欄がありますが、空白でもコメントができます。したがって、完全に法人名その他を伏せてコメントできる利点があります。【監督目安箱】と記載頂ければ、小生が読むだけで、公開はしません。【監督目安箱】宛でかつ公開をしてもよい時だけ、【監督目安箱 公開希望】と記載をお願いします。


寄せられた情報の取扱について

1.  【監督目安箱】として記載頂いた事項は、公開希望という明記がないものについては、そのままではブログ等で公開は致しません。ただし、内容については一般論として、適宜、ブログや論文等で活用させていただくこともあります。

2.なお、個別案件に対する対策については、本ブログでは扱っておりませんので、ご了承ください。

3.その他、【監督目安箱】以外の一般的なブログのコメントは、コメントの機能に従って、原則として公開させて頂きます。

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