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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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国際非営利会計基準(IFR4NPO)の意見公募についての日本語による解説 [2021年07月13日(Tue)]

 問い合わせも増えてきたので、国際非営利会計基準(IFR4NPO)の意見公募についての日本語による解説のZOOM会議を急遽開催することに致しました。


 2021年7月21日(水) 午後4:00―5:00 です。


 日本は世界から見ても非営利会計についての議論が多い国の一つだとは思いますが、基本的に米国のFASB概念書の影響を受けた専門家の議論が多いので、極めて同質的な議論が多いのではないかと素人ながらに感じています。


 国際非営利会計基準(IFR4NPO)の原案(Consultation Paper:CP)は、多くの議論の公約数的な意味合いがありますが、実はその背後には極めて多様な意見の交換があります。


原案(CP)については第1部と第2部に分かれ、国際的に意見公募がなされていますが、第1部の意見募集の期限が、期限が7月30日と迫ってきました。


実は第1部の内容というのは、国内ではかつての故番場嘉一郎先生が論じて以降、それほど真剣に議論されていなかった点だと思います。非常に重要な箇所だと思います。


意見は英語で出さないといけませんが、ファイルに意見を自由に言える方法と、WEB上でアンケートに応えていくような簡易版もセットされています。


議論の概要と意見登録の方法を日本語で解説します。


なお意見表明は全ての項目に応える必要もありません。

平素、英米中心で物事が決まっていることに疑問を感じている方も多いと思いますが、こういう機会に日本からの意見表明が少ないということも問題を置きくしているのでは以下と思います。


素朴で率直な意見を是非表明してみてください。



下記から事前登録お願いします(当日でもオーケーです)。日本国内からであればどなたでも参加可能です。参加費は無料です。なお、記録用に録画をさせて頂きます。登録していただいた方は録画を許可したものとさせて頂きますので、この点だけご容赦願います。


https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZclcO6grzgrE9B5cAk_OYtm55vjPQp1zRxq


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