国際非営利会計基準(国際非営利財務報告基準)の原案の作成者たちであるTechnical Advisory Group (TAG)はどんな方々なのでしょうか?
議長を務めているのが、Ian Carruthers氏で、国際公会計基準(IPSAS)を策定した国際公会計基準審議会(IPSASB)の会長も務めた方で、英国勅許公共財務会計協会(CIPFA)の会長です。
他の方々は各国の会計基準設定機関に所属する方で、米国財務会計基準審議会(FASB)をはじめ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、オーストリア、コロンビア、マレーシアなどの会計基準審議会関係者で構成されています。
また、企業会計の国際基準である国際財務報告基準(IFRS)策定を行った国際会計基準審議会(IASB)は、TAGのオブザーバーという形で参加しています。
国際会計基準の関係者のそろい踏みです。
プロジェクトに関係している機関は以下の通りです。
AASB (Australia)
AcSB (Canada)
African Academy of Sciences (Kenya)
Aston University (UK)
Avkaash (India)
Baker Tilly (UK)
CGIAR (France)
Church of England (UK)
Crowe LLP (UK)
FASB (USA)
FRC (UK)
IASB (UK)
ICASL (Sierra Leone)
ICPAR (Rwanda)
John Snow Inc (South Africa)
Karina Vartanova (Switzerland)
KPMG (Switzerland)
MASB (Malaysia)
Mercy Corps (Jordan)
MINPAKU (Japan)
NZASB (New Zealand)
PAFA (South Africa)
Philip McMinn Mitchell (Switzerland)
PwC (Austria)
SMS Accounting Services (Colombia)
The Ford Foundation (South Africa)
U4 (Norway)
USAID (USA)
また、本部によると関心を締めている国は現在94か国となります。
スケジュール的には、本年1月の原案作成。2023年半ばに公開草案の公表。2025年半ばに最終のガイダンスが発表されることになっております。
皆様からの声をお待ちしております。