「民博研究の政策としての応用――トランスフォーマティブ研究事始め」
[2020年11月25日(Wed)]
自分の研究の話をすると、「博物館の教授がなぜ公益法人の政策に関わるようなことをするのですか」という質問をよく受けます。
国立民族学博物館(大阪府吹田市)は、実は、国立大学法人法に基づく研究機関で、本務は研究です。
そうはいっても博物館がありますので、来館された方々のために「みんぱくゼミナール」という講演会を同僚とかわるがわるに行ってまいりました。
小生は来年3月末で定年退職を迎えますので、12月19日(土)の「みんぱくゼミナール」が最後となります。これまでは博物館への来館者向けに博物館に関連した話題を話すことが多かったのですが、今回は最後ですので、思い切り研究にシフトした話として「民博研究の政策としての応用――トランスフォーマティブ研究事始め」をお話しします。
かなり堅い話となりますが、「博物館の教授がなぜ政策に関わるようなことをするのですか」という問いへの回答にはなるものと思います。
退屈な話かもしれませんが……。
コロナで動きにくい時期ですが、博物館、万博公園、日本庭園を楽しみながら、ぜひお越しください。1970年の万国博覧会の会場だったところです。70年万博の話も少しだけするつもりです。
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