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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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「民博研究の政策としての応用――トランスフォーマティブ研究事始め」 [2020年11月25日(Wed)]

自分の研究の話をすると、「博物館の教授がなぜ公益法人の政策に関わるようなことをするのですか」という質問をよく受けます。


国立民族学博物館(大阪府吹田市)は、実は、国立大学法人法に基づく研究機関で、本務は研究です。


そうはいっても博物館がありますので、来館された方々のために「みんぱくゼミナール」という講演会を同僚とかわるがわるに行ってまいりました。


小生は来年3月末で定年退職を迎えますので、12月19日(土)の「みんぱくゼミナール」が最後となります。これまでは博物館への来館者向けに博物館に関連した話題を話すことが多かったのですが、今回は最後ですので、思い切り研究にシフトした話として「民博研究の政策としての応用――トランスフォーマティブ研究事始め」をお話しします。




かなり堅い話となりますが、「博物館の教授がなぜ政策に関わるようなことをするのですか」という問いへの回答にはなるものと思います。


退屈な話かもしれませんが……。


コロナで動きにくい時期ですが、博物館、万博公園、日本庭園を楽しみながら、ぜひお越しください。1970年の万国博覧会の会場だったところです。70年万博の話も少しだけするつもりです。


参加の申し込みは

こちらへ。


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