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民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


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ガバナンス有識者会議の議事録が全て公開。後は公益法人の出番です。 [2020年10月07日(Wed)]

公益法人のガバナンスの更なる強化等に関する有識者会議」の議事録が出そろいました。

ほとんどの委員の方々はしっかりと発言されていらっしゃったと思います。

パブコメの前の委員会というのは最終案の読み合わせなどで終わることも少なくないのですが、最後の最後までしっかりと議論されています。


さらに勝又委員は第9回会議議事録の中

「パブリックコメントが出ましたら、それも本当によく議論していただいて、必要に応じて、委員同士の中でもメールや何かで、パブリックコメントに対して、こちらの委員としての意見が言えるような形で、パブリックコメントを開示していただければと思います。」とまで言っていただいております。


委員がここまで言っている以上、あとは公益法人側の問題です。地方行政庁や合議制機関も是非積極的に発言される努力を行ってみてはいかがでしょうか?


委員がここまで言っている以上、あとは公益法人側の問題です。地方行政庁や合議制機関もも是非積極的に発言される努力を行ってみてはいかがでしょうか?


各委員はしっかりと意見を述べていらっしゃいますが、「公益法人のガバナンスとは何か」といった本質的な議論は会議の中だけでは決して完結しないでしょう。議論しきれていない話題はないのか?各委員は知識外の感想的な発言はないのか、委員の中で利益相反のような発言はないのかといった厳しい視点で議事録を読むことが真剣に議論された委員への感謝のメッセージだと思います。


例えば吉見委員は

第8回議事録において

 「その意味では、これは法人の説明責任をより強化するといいましょうか、明確にする役割を会計監査人が担っているということであって、単に会計の正しさ、あるいはそこに不正があるかないか、そういったことを見いだす役割をしているわけでは本来ないわけです。 ですので、この文章の中では、むしろ「会計監査人」を入れることによって、不適切な処理なり不正なりがより発見されやすくなる、そういう筋でこれが読まれてしまわないかということが気になったところでございました。」と重要な学者らしいご発言をされています。


パブコメは個人でも簡単にできます。匿名でも可能です。真摯な議論をしていただいた会議の議論を真摯に受け止めることこそ礼儀ではないでしょうか?


皆様の積極的な関与があってこそ公益法人制度改革は完成に近づいていくのではないでしょうか?まだまだ道半ばです。。


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