国際学会といえば、数日から一週間のスケジュール開けて飛行機に乗って時差と闘いながら出席するというのが、これまでの常識でした。体力的にも経済的にも負担が大きかったですね。
しかし、コロナ時代にオンライン開催が一般化してくると、次々と新しい企画が打ち出されています。
小生がかつて学会長を務めた非営利研究の国際学会ISTR(International Society for Third Sector Research. 本部米国ボルチモア。米国501(C)3団体。会員約90か国)は特に今月は活発に活動を行っています。
今月は会合が4つも続く他、会員用の研究会も開催されます。
8 SEPTEMBER Ganadores del premio Civil Society Policy Impact / Impacto de las politicas de la Sociedad Civil (スペイン語)
10 SEPTEMBER Civil Society Policy Impact Award Winners (英語)
14 SEPTEMBER ISTR & WINGS Co-host: Global Discussion: Survey Methodologies, Sample Size, Technology (英語)
BOOK CLUB& PROFESSIONAL DEVELOPMENT
25 SEPTEMBER Nonprofit Crisis Management: Response to COVID-19
開始時間が日本時間では深夜になることが難点ですが、この機会に是非参加してみてください。
特に、今月は、ISTRとWINGSという財団の国際ネットワークの共催の9月14日のウェビナーをお勧めします。
新型コロナウイルスの影響でフィランソロピー研究の方法論がどのように変わっていくのかを議論します。
また、9月25日のBOOK Clubは、大学キャンパスが封鎖される中で、学生の関心を引き出しながら学生とコミュニケーションをとって出版されたNonprofit Crisis Management: Response to COVID-19の著者による著書紹介です。
改めて紹介したしますが、10月には非営利セクター研究の第一人者レスター・サラモン教授との対話プログラムも予定されています。