公益法人の「財務三基準」は体温、脈拍、血圧。特効薬「公益の増進」で必ず直る
[2020年01月29日(Wed)]
収支相償、公益目的事業比率、遊休財産規制のいわゆる「財務三基準」の特効薬は「公益の増進」です。理事会で公益の増進のために何をすべきか考えて計画的に(=無秩序ではなく)実行すれば、すべて必ず回復するようになっています。
したがって、「財務三基準」は公益法人がどんな健康状態にあるのかを公益法人に知らせるためのシグナルとしての体温、脈拍、血圧のようなものです。
人体と違うのは、異常値が出た場合であっても「公益の増進を図る」という唯一の特効薬で、必ず回復することです。
目先のテクニックにこだわる必要はありません。