CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


<< 2020年07月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新記事
月別アーカイブ
全国公益法人協会の機関誌『公益一般法人』が1000号の節目 [2020年01月19日(Sun)]

 全国公益法人協会の機関誌『公益一般法人』が1000号の節目を迎えました。おめでとうございます。創刊から実に53年の星霜を重ねたことになります。誠に頭が下がる思いです。月二回のハイペースでの発行には編集関係者の並々ならぬ努力を感じます。

 

 1000号に当たって、江田 寛(公認会計士・税理士)、亀岡保夫(公認会計士)、渋谷幸夫(全国公益法人協会特別顧問)、遠島敏行(公認会計士・税理士)、堀田和宏(近畿大学名誉教授。前非営利法人研究学会会長)の5氏が公益法人の世界との関わりを寄稿されています。


 同誌が核となって全国の会計や法律の専門家が健筆を揮ったことで公益法人の発展に非常に役立ったものと思います。とりわけ、同誌の強みは全国に専門家のネットワークを張り、常に公益法人の傍で制度を解説していったことだと思います。


 アカデミアの片隅にいる人間としては、こうした民間の実務レベルの努力に比して、アカデミアが研究者コミュニティを十分には形成できていないことに忸怩たる思いもあります。しかし、アカデミア形成の点でも同誌はこれまで少なからぬ役割を論じてきました。堀田和宏先生が「わが国のこの種の研究雑誌の乏しいなかで少々肌の合わない私の論考にも連綿として公表の機会を与えて戴いて」と寄稿されていることが何よりもそのことをもの語っています。また、発行元の全国公益法人協会が公益社団法人非営利法人研究学会などを通じ、少しずつであるが総合的な公益法人研究の場を提供しています。


 別の形で同じく努力を重ねている公益法人協会ともども、日本の公益法人の発展のために今後とも優れた雑誌を発行していただきたいと願います。


トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント