CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

民間公益の増進のための公益法人等・公益認定ウォッチャー (by 出口正之)

日本の民間公益活動に関する法制度・税制は、10数年にわたって大きな改善が見られました。たとえば、公益認定等委員会制度の導入もその一つでしょう。しかし、これらは日本で始まったばかりで、日本の従来の主務官庁型文化の影響も依然として受けているようにも思います。公益活動の増進のためにはこうした文化的影響についても考えていかなければなりません。内閣府公益認定等委員会の委員を二期六年務めた経験及び非営利研究者の立場から、公益法人制度を中心に広く非営利セクター全体の発展のためにブログをつづりたいと考えております。


<< 2020年08月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新記事
月別アーカイブ
新公益認定等委員会に期待したい [2019年04月23日(Tue)]

  内閣府の公益認定等委員会委員7名のうち、5名が入れ替わりました。

まさに、令和の時代にふさわしい新生の委員会といってよいでしょう。

委員の方々におかれましては大変な重責ですが、民間の公益の増進という立法趣旨に則ってその重責を果たしていただけるものと思います。


なにしろ、公益法人関連三法の条数だけで868条、政令、府令、法務省令さらに新公益法人会計基準、ガイドライン、申請書の手引きなど参照すべきものが格段に増えています。新委員ばかりではなく、事務局も含めて全容を理解することは決してたやすいことではないと思います。




これだけの大改革で承知すべき事項が多すぎますから、間違いをおかすこともあるかもしれません。


  それを恥じることはないと思います。間違いを恥じるのではなく、間違いを糊塗することのないように、お願いいたします。


  外部の声をしっかりと受け止め、委員会内部の議論をしっかりと公開していけば、道はおのずと開けていくことと思います。


  また、税制は、公益法人が政府や企業と異なるということから、優遇されております。

  それをあたかも政府のような、企業のような価値観で見てしまうと大事な点を見過ごしてしまうかもしれません。税制優遇されているだから、政府と同じようなやり方をせよと迫るのは、まさに制度を崩壊させることになるでしょう。


  民間の価値的多様性と手段的多様性を是非尊重願います。


  偉そうなことを申し上げてたいへん恐縮ですが、先輩の委員のひとりとして新生の公益認定等委員会のご活躍を大いに期待しております。

トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント