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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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岸和田で行政職員+市民対象の協働・自治研修でした! [2015年07月15日(Wed)]
昨日は岸和田市役所と同市社会福祉協議会にお招きいただき、
午前は、行政各課の協働推進員さんと社会協議会の職員さん、
午後は、地域協議会の役員の方など住民のみなさん、
そして、夜には、行政の管理職層の方々を対象に、
協働の必要性と、自治にどのような進化が求められるかについて
お話しさせていただきました。

お忙しい中、ご参加くださった300名近いみなさま、
ありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1507_kyodo_basic_kishiwada.pptx

象徴的だったのは、市民の熱さと、行政職員の冷淡さ。。。
「市民自治都市」の実現をめざして、協働の推進を明示した
自治基本条例を、10年も前に制定・施行されながら、
なのに「協働は関係ない・進めない」と回答された管理職が
半数以上いる、という、厳しい現実。。。

職員さんたちの研修でも、久しぶりに、冒頭から正々堂々と
寝てる人を見つけてしまいました。。
(もちろん、つまみ出しましたが。。)

市民のみなさん、これは、市民の本気度と、しくみづくりの力が
試されていると受け止めるしかありません。
「しゃあない」「そんなもんや」とあきらめてしまいそうになりますが、
それでも、みなさんが納められた税金でお給料をもらうだけでなく、
まちの未来像を決め、実現するための基礎を整えるのが、行政職員さん。
住民は、まちや行政に対して「お客さん」ではなく、「株主」です。

企業でさえ、ガバナンス(の適正化)がそれなりに進みつつある今、
行政も、まちも、今のままでいいはずはありません。
お客さん=他人事としてではなく、株主=自分事として、踏み込みましょう。
僕も、どうにかお手伝いを続けたいと思います。
とっても消極的な行政を説き伏せてくださった、社協の職員さんたちに
改めて、心から感謝します。

なお、同日も(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、なんと、16,860円ご協力いただきました!
本当にありがとうございました!!
(余計な補足ですが、行政職員研修では0円で、すべて市民研修だけで
お寄せいただきました。。。)
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