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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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プレゼンテーション大会で、社会は変わるか? (社会に挑む事業は、エンタテイメントじゃないよ。) [2013年07月28日(Sun)]
夏から秋にかけて、各地でさまざまなイベントが催されるようです。
facebookに登録していると、たくさんご案内をいただきます。

最近、とても気になっているのは、社会的な事業、または、アイディアに関する
コンペティションや、中には、プレゼンテーションだけを行わせる機会が
増えつつあることです。

社会の課題の解決や理想の実現に挑む取り組みが紹介される機会が増えることは、
大切なことだと思いますし、まったくないのも困ります。
しかし、プレゼンテーション大会では、社会は変わりませんし、
ましてや、より良い社会づくりに挑む事業は、エンターテイメントではありません。

残念なことに、主催者・運営者や来場者の満足を満たすためだけに、
本来なら、課題解決や理想実現のために現場に集中して割くべき時間や労力を
事業家(の卵)から奪っているケースを、よくみかけます。

もちろん、本気で社会を変えたいのではなくて、自分がやってることを
人に認めてもらいたい・誉めてもらいたいという気持ちでやってらっしゃる方が、
その気持ちを満たすために、プレゼンテーションの準備にいそしまれるのなら、
それも、個人の自由だと思います。

しかし、より良い社会を実現するために、本気で取り組んでいるなら、
そんなことしてる暇は、ないと思うよ。
審査員さんや主催者さんに受けるために頭や時間を使うんじゃなくて、
課題の解決や理想の実現のために、誰をどう動かせばいいか、
どんなしくみをつくるか、考え抜いて、やり抜こうよ。

支援者を自認される方々にも、重ねてお願いしたいのですが、
支援や認知の向上は、支援者にとっても、目的ではなく、手段です。
どんな社会をいつまでに、どう形作るのか。
そのために、どんな人・団体や事業を、どう支援すれば、それが加速するのか。
自分たちの提供するサービスや機会が、そのためにどう機能しているのかが
ちゃんと問われていることを、忘れないでください。
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