「雲南ゼミ」発足!
[2013年05月26日(Sun)]
2005年に6町村の合併で生まれた、面積550平方キロ、人口4万2千人、
高齢化率は30%を超え、全国平均の25年先を行く島根県雲南市。
「1世帯1票から、1人1票のまちづくりへ」をめざしてスタートして
合併直後からスタートした「地域自主組織」の立ち上げ時の06年秋に
お招きいただいて以来、もう7年。のべ滞在日数は50日を超えるでしょう。
真摯に謙虚にその現場を支える方々にお会いして感じたことが、
「これは、小規模多機能自治だ」ということ。
10年4月には、29か所の公民館が、地域の人々による「交流センター」として
生涯学習だけではなく、地域づくりや地域福祉も担う、自治の拠点に。
行事ではなく、福祉や経済などの事業で、地域に不可欠な機能を営んでいらっしゃいます。
そんな雲南市に、先週金曜から今日までの3日間、伺ってきました。
北海道の下川町や北見市から、佐賀県の小城市まで、10都道県30名以上の方たちと
ご一緒させていただいていました。
塩田・入間・鍋山の3つの地域でお話を現場で伺うとともに、
子どもと高齢者にかかわる活動のポイントを互いに共有する
「元気な地域づくり 活動発表会」、そして、
プラチナ構想ネットワークとの合同企画「小規模多機能自治フォーラム」などなど、
心も頭もおなかもいっぱい(いっぱい)の3日間でした。
画面にお示しした資料を、統合して下記に添付しますね。
1305_sodo_in_unnnann.ppt
(スライドが順不同のため、わかりにくく、申し訳ありません。ご容赦ください。)
ご尽力いただいた雲南市 地域振興課&政策推進課のみなさま、
本当にありがとうございました!!!
もうひとつ、何より驚いたのは、「地域円卓会議」が、小規模多機能自治を
広域的に支える基盤として、機能し始めていること!!
うーん、ますますすごいことになりそうです!
(地域自主組織の制度上の最新情報は、「広報うんなん」13年4月号もご参照ください。)
さて、スライド内でも述べましたように、「雲南ゼミ」を発足しました!
以下に概要をご紹介しますね。
名称:雲南市に地域自治を学ぶ会(略称:「雲南ゼミ」。)
目的:少子多老化が世界で最も早く進んでいる日本において、持続可能な地域づくりに
向けた小規模多機能自治を、先駆的に、真摯に、謙虚に、そして着実に進めて
いらっしゃる雲南市の地域自主組織のみなさまから学び、私たち自身が真摯に、
謙虚に、そして着実に、それぞれの地域で実践する。
目標:2012年11月の計10名の訪問を第1回として、2015年11月(雲南市
発足10年)までの3年間に、計5回から7回程度の「現地ゼミ」を開催し、
計100名程度のゼミ生を輩出して、全国各地で共有・展開する。
(波及的な効果として、ゼミ生との交流・事例紹介によって、雲南市内の
地域自主組織のみなさまにも、ヒントや元気を与えられることを期待する。)
対象:下記の「雲南ゼミ 八則」に事前に賛同署名した自治体行政職員、地域自治に
取り組む団体の役員など。
【雲南ゼミ 八則】
一つ。学ぶ
雲南市の地域自主組織をはじめとする、持続可能な地域づくりに向けた小規模多機能
自治の取り組みを、真摯に、主体的に学ぶこと。
二つ。動く
雲南市などから学んだ取り組みを、自らの地域で実践するために、「人がいない」
「金がない」「時間がない」など言い訳を言わずに、自ら積極的に 動くこと。
三つ。伝える
雲南市などから学んだ取り組みが、着実に広がるように、要点を効果的にまとめ、
自らの地域はもとより、他の地域にも伝えること。
四つ。促す
雲南市などから学んだ取り組みが、自らの地域はもとより、他の地域でも実践される
ように、地域の人々が動き出し、歩き続けるよう、真摯に、決して諦めずに、促すこと。
五つ。仕組みをつくる
雲南市などから学んだ取り組みが、着実に続くように、法令や事業、予算措置を
はじめ、交流や感謝の機会を設けるなど、仕組みをつくること。
六つ。手伝う
雲南市はもとより、他の地域においても、地域自治が進み、拡がるために、
本ゼミの仲間の取り組みを手伝うこと。
七つ。挑む
雲南市などから学んだことを取り入れるだけではなく、独自の試みや新しい切り口を
織り込み、地域のより良い未来のために、挑むこと。
八つ。集う:雲南市内はもとより、自らの地域や、他の地域においても、持続可能な地域
づくりに向けた小規模多機能自治を進める取り組みのために、機会を設けて、集うこと。
活動内容
(1)雲南市内での研修(2泊3日程度、年2回程度)
先進的な地域の視察や、「元気な地域づくり発表会」等への参加
(2)各自の地域における取り組みの推進
持続可能な地域づくりに向けて、小規模多機能自治を進めるために、
仕組みづくりや人材育成を体系的に進める。
(3)facebookなどでの随時発信
スケジュール
毎年5月と11月の年2回開催(第1回は’12年11月に実施済、参加者9名)
※これ以外に随時、各自の地域でのサテライトゼミも開催する。
収支:現地集合とし、係る旅費は各自負担を原則とする。
現地での費用(資料代等)は、原則として参加者の均等分担とする。
なお、幹事は現地ゼミに可能な限り参加し、交流会を盛大なものとできる
よう、予算の確保や、各自での積み立て(「雲南ゼミ基金」)を行うこと。
体制:自らも小規模多機能自治の担い手であるとの自覚のもとに、自ら進んで
一人一役を担当すること(全員が何かの役割を担当する幹事となる)。
雲南ゼミに参加してくださる30名のみなさま、
早速、いろんな役割をお願いすることになりますが、どうぞよろしくお願いします!
高齢化率は30%を超え、全国平均の25年先を行く島根県雲南市。
「1世帯1票から、1人1票のまちづくりへ」をめざしてスタートして
合併直後からスタートした「地域自主組織」の立ち上げ時の06年秋に
お招きいただいて以来、もう7年。のべ滞在日数は50日を超えるでしょう。
真摯に謙虚にその現場を支える方々にお会いして感じたことが、
「これは、小規模多機能自治だ」ということ。
10年4月には、29か所の公民館が、地域の人々による「交流センター」として
生涯学習だけではなく、地域づくりや地域福祉も担う、自治の拠点に。
行事ではなく、福祉や経済などの事業で、地域に不可欠な機能を営んでいらっしゃいます。
そんな雲南市に、先週金曜から今日までの3日間、伺ってきました。
北海道の下川町や北見市から、佐賀県の小城市まで、10都道県30名以上の方たちと
ご一緒させていただいていました。
塩田・入間・鍋山の3つの地域でお話を現場で伺うとともに、
子どもと高齢者にかかわる活動のポイントを互いに共有する
「元気な地域づくり 活動発表会」、そして、
プラチナ構想ネットワークとの合同企画「小規模多機能自治フォーラム」などなど、
心も頭もおなかもいっぱい(いっぱい)の3日間でした。
画面にお示しした資料を、統合して下記に添付しますね。
1305_sodo_in_unnnann.ppt
(スライドが順不同のため、わかりにくく、申し訳ありません。ご容赦ください。)
ご尽力いただいた雲南市 地域振興課&政策推進課のみなさま、
本当にありがとうございました!!!
もうひとつ、何より驚いたのは、「地域円卓会議」が、小規模多機能自治を
広域的に支える基盤として、機能し始めていること!!
うーん、ますますすごいことになりそうです!
(地域自主組織の制度上の最新情報は、「広報うんなん」13年4月号もご参照ください。)
さて、スライド内でも述べましたように、「雲南ゼミ」を発足しました!
以下に概要をご紹介しますね。
名称:雲南市に地域自治を学ぶ会(略称:「雲南ゼミ」。)
目的:少子多老化が世界で最も早く進んでいる日本において、持続可能な地域づくりに
向けた小規模多機能自治を、先駆的に、真摯に、謙虚に、そして着実に進めて
いらっしゃる雲南市の地域自主組織のみなさまから学び、私たち自身が真摯に、
謙虚に、そして着実に、それぞれの地域で実践する。
目標:2012年11月の計10名の訪問を第1回として、2015年11月(雲南市
発足10年)までの3年間に、計5回から7回程度の「現地ゼミ」を開催し、
計100名程度のゼミ生を輩出して、全国各地で共有・展開する。
(波及的な効果として、ゼミ生との交流・事例紹介によって、雲南市内の
地域自主組織のみなさまにも、ヒントや元気を与えられることを期待する。)
対象:下記の「雲南ゼミ 八則」に事前に賛同署名した自治体行政職員、地域自治に
取り組む団体の役員など。
【雲南ゼミ 八則】
一つ。学ぶ
雲南市の地域自主組織をはじめとする、持続可能な地域づくりに向けた小規模多機能
自治の取り組みを、真摯に、主体的に学ぶこと。
二つ。動く
雲南市などから学んだ取り組みを、自らの地域で実践するために、「人がいない」
「金がない」「時間がない」など言い訳を言わずに、自ら積極的に 動くこと。
三つ。伝える
雲南市などから学んだ取り組みが、着実に広がるように、要点を効果的にまとめ、
自らの地域はもとより、他の地域にも伝えること。
四つ。促す
雲南市などから学んだ取り組みが、自らの地域はもとより、他の地域でも実践される
ように、地域の人々が動き出し、歩き続けるよう、真摯に、決して諦めずに、促すこと。
五つ。仕組みをつくる
雲南市などから学んだ取り組みが、着実に続くように、法令や事業、予算措置を
はじめ、交流や感謝の機会を設けるなど、仕組みをつくること。
六つ。手伝う
雲南市はもとより、他の地域においても、地域自治が進み、拡がるために、
本ゼミの仲間の取り組みを手伝うこと。
七つ。挑む
雲南市などから学んだことを取り入れるだけではなく、独自の試みや新しい切り口を
織り込み、地域のより良い未来のために、挑むこと。
八つ。集う:雲南市内はもとより、自らの地域や、他の地域においても、持続可能な地域
づくりに向けた小規模多機能自治を進める取り組みのために、機会を設けて、集うこと。
活動内容
(1)雲南市内での研修(2泊3日程度、年2回程度)
先進的な地域の視察や、「元気な地域づくり発表会」等への参加
(2)各自の地域における取り組みの推進
持続可能な地域づくりに向けて、小規模多機能自治を進めるために、
仕組みづくりや人材育成を体系的に進める。
(3)facebookなどでの随時発信
スケジュール
毎年5月と11月の年2回開催(第1回は’12年11月に実施済、参加者9名)
※これ以外に随時、各自の地域でのサテライトゼミも開催する。
収支:現地集合とし、係る旅費は各自負担を原則とする。
現地での費用(資料代等)は、原則として参加者の均等分担とする。
なお、幹事は現地ゼミに可能な限り参加し、交流会を盛大なものとできる
よう、予算の確保や、各自での積み立て(「雲南ゼミ基金」)を行うこと。
体制:自らも小規模多機能自治の担い手であるとの自覚のもとに、自ら進んで
一人一役を担当すること(全員が何かの役割を担当する幹事となる)。
雲南ゼミに参加してくださる30名のみなさま、
早速、いろんな役割をお願いすることになりますが、どうぞよろしくお願いします!