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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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【必読!】Businessweekが、とうとう温暖化を特集に! [2012年11月19日(Mon)]
「何を今さら」と思われるかもしれませんが、
とうとうアメリカのビジネス誌が、地球温暖化
(正確には気候変動ですね)の影響について、
踏み込んで紹介し始めた、という意味では画期的です。

先々週発行されたBusinessweekの特集は、
It's Global Warming, Stupid」ですからね!!

ハリケーン・サンディが東海岸を襲ったことにより、
温暖化によって海水温も湿度も高まったことで、
ハリケーンの勢力が維持・強大化される確率が高まり、
結果として、この30年間に被害が5倍近くになったことや、
大統領選でロムニー候補が「オバマ大統領は、海水面の上昇を
抑え、地球を救うと約束した。私はあなたとあなたの家族を
守ると約束する。」と言ったものの、ニュージャージーや
ニューヨークの沿岸部で救いが必要だったのは、まさにその
海水面の上昇による被害者だった、とまで言っています。

もちろん、アメリカ国民の意識がすぐに変わるとは思えませんが、
しかし、地球温暖化(気候変動)が、ビジネスと個人の生活の
リスクとなることを理解し始めた、というのは、大きなきっかけです。

日本も、世界に環境負荷削減技術をしっかり売るためにとても重要な
「マイナス25%」という目標が、普天間基地の「少なくとも県外」と
同じぐらいの軽さに扱われてしまっている今こそ、もう一度、
経済の持続可能性を(緩めることではなく)チャレンジすることで、
高める経済人を増やしたいですね。
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